福井県立美術館0601

6月1日は福井県立恐竜博物館主催の野外観察会「街の中の化石探検」に参加しました。

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観察会は13時に福井駅西口集合ということなので、電車で行って、終わったら片町で酒でも飲んで帰ろう・・・と思いましたが、観察会は15時に終わってしまうので、なんとなく時間がもったいない気がする。

数日前の新聞で、福井県立美術館でテーマ展覧会「近・現代日本画の名品」が実施されているという報道を見ていましたので、午前中に行ってみようかと。

新聞記事で展示風景が写真で紹介されていました。その写真の中で一番大きく映っていた絵に魅かれたのです。

40回記念大賞 「オブジェ喫茶」 菊野きみを
40回記念大賞 「オブジェ喫茶」 菊野きみを

となると、美術館まで行って、駅まで戻るには歩きではちと遠すぎる。観察会の後の酒はあきらめて、養浩館か、今まで行ったことのないところに寄って、真っ直ぐ帰ろうと、車で向かいます。

新聞の写真の作品は横山操の「川」という、夕暮れに沈み行く(?)川辺の家々を描いた大作でした。

ちょっと感動して、絵の前でしばらく佇んでしまいました。

福井テレビ賞「椿」中野清子
福井テレビ賞「椿」中野清子

その先に進むと、三上誠の作品が「蓮と少女」を始めとして、7点並んでいて、圧巻です。

三上誠と共に「パンリアル美術協会」を立ち上げた、星野慎吾、大野俶嵩、下村良之助の作品も並べて展示されていました。

「近・現代日本画の名品」は常設作品の展示なので7月から始まる「ゴッホの原点、オランダ・ハーグ展」のような派手な宣伝がされておらず、入場料も100円と地味目です。

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記録を残していませんでした。※

でも、収蔵作品の品ぞろえだけで、くまさん、ちょっと興奮気味でした・・・

常設展は2階で行われていますが、1階のメインフロアで、平成26年度福井県水墨画協会、第40回記念展「星とともに」が開催されていました。

正直いうと、あまり期待しないで入ったのですが、これが水墨画?というような作品があってびっくり、好みの絵がいくつかありました。

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記録を残していませんでした。※

撮影禁止の表示がないので、撮影してもいいのかとお伺いすると、まあ問題ないでしょうとのこと。上記、数点を撮影させていただきました。

他に開催されていた展覧会のうち、一陽会の北嶋美智子さんの展覧会も自分の好きな絵が並んでいましたし、水彩画の展覧会も自分の好みの絵が多くありました。

ということで、結局すべての展覧会を満喫し、楽しいひと時を過ごすことができて大満足でした。

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記録を残していませんでした。※

出口のところで若州一滴文庫で三上誠展が8月まで開催されていることを確認、いかねばとならぬ思いつつ、「ゴッホの原点」の前売りチケットを2枚購入します。

奥さんが7月に来敦して、結婚記念日に飯でも食うかということになっていますので、時間があれば行ってもいいし、無ければ自分が2回行ってもいいかと。

美術館を終えて、まだ、時間が余っているなと・・・護国神社にお詣りに向かいます。

三上誠展ポスター
三上誠展ポスター

※あまり、色々な作品を載せてしまうのはと思い、記事作成時には載せていなかったのですが、今回Southern Windへの転載を機会に掲載しました。当時の記録が残っておらず、作者、作品名が明らかではありません。

富士の絵のところで、北嶋美智子さんのバイオグラフを写した写真があったので、北嶋さんの作品の可能性があるのかもしれません。いずれにしろ失礼なことで、申し訳ありません。

2016年10月11日

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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