井上耕養庵でお茶とお菓子を終えると、4時近くになりました。
真っ直ぐ帰るかと、車を走らせます。
右、上根来の標識が見えて、
雪の神宮寺を拝観できるかも、と思った途端に曲がってしまいました。
夕暮れの神宮寺は、全く人影がありません。
拝観料を払いたくても受付に誰もいない。
なんとなく、大声を出したくなくて、しばらくボーッと立っていましたが、
えい、400円おいて行こうと思いたった途端に、
人気を感じたのか、慌てて作務衣の髭の方がでてきました。
剃髪されていないので、お坊さんなのかどうかわからないのですが、
以前に御朱印を書いていただいた達筆の方だなと思い出します。
雪の庭の端に立ちつくし、本堂をしばらく眺めていました。
「しーん」と言う音が聞こえてきます、って大げさですが・・・
お水送りの時に、大勢の人が囲んで、松明の灯をもらう
あの焚き上げの場所は、常時、焚き木が組んであります。
焚き木の周りにも雪が積もっていました。
一体、この神宮寺に、何回来たのだろうか・・・
「わかさはいかい」の最初の記事が5年前の「はじめてのブログ・・」でした。
鵜の瀬、神宮寺、彦神社、姫神社を初めて訪れた時の思いを描いたものです。
その後、少し勉強して、「遠敷 鵜の瀬・神宮寺」、「遠敷明神」の記事を書きました。
自分にとって、「わかさ」の原点になる場所ということになるでしょうか。
今年の3月2日は日曜日、どうしようか・・・