澪曳(みおひき)2

「澪曳」が3月4日(月)から発売される。ついては「くま」に一本サンプルで頂けると、ウタさんから電話があり、そのうち行こうと思っていtました。

青森勤務の同僚から酒が届いて、皆で飲んでくれと・・・

脳ドックを終了した後に、ウタさんから「白岳仙」をリンゴのお礼に送ったのですが、そのお返しのお返しに青森の酒「ん」と「華一風」という酒を送ってくれたのだそうです。

miohiki2皆で飲んでくれ、冷やしてから飲めと、そう言われても、きっと一升瓶だろうから、俺のところで冷やせるわけがない、しかも皆に飲ませるためには店に持ち込まねば・・・

いつも無理を聞いてもらってる、五縁のママの「またあ?」と言う顔が思い浮かびます。

メールで恐る恐るお願いして、快諾いただき、千葉から出張者がある7日に宴会をすることにします。でも、まあ、さすがの「くま」も一升瓶2本を持ち込むことはめったにありません。(2回目です。すんません。)

5日の日にヤマトの営業所に酒を取りに行って、そうだ、ついでにウタさんに寄ろうと・・・

ウタさんに行くと、おばあちゃんが隅っこに座って「はんなり」しています。

「澪曳」を味見していい気持になってしまったと、「試作中は甘過ぎた感じもあったけど、製品は美味しくなりましたよ」と・・・

サンプルを頂くと同時に一本購入させてもらいます。せっかく頂いたサンプルはもったいなくて手を付けがたくというところです。

立派なパンフレットが出来ていました。(冒頭の写真はその一部です)

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新しいポスターができていました。3月14日 ※【追記】

福井逸品創造に登録しようと昨年春から頑張っておられたらしい。

開発の間に黒龍の新酒の名前の応募があり、自分の応募した名前が引っかかったということのようです。

「最初は安い昆布と高い酒を組み合わせたのですが美味しい物ができす、昆布の良い物を使おうと、奥井海生堂さんの「蔵囲昆布」にたどり着き、自分でも美味しいと思えるものが出来ました。」

ウタさんの苦労話を暫く聞かせていただきます。ウタさんの必死なお気持ちに少しはお手伝いになってよかったなと、自分も嬉しくなってきます。

う〜ん、黒龍で最優秀にならなかったことが良かったのか・・・などと、いじけぐまが少し頭をもたげつつ・・・

五縁に「ん」と「華一風」を持ちこんで、当日で良いから冷やして出してくださいとお願い。ついでにこれが例の「澪曳」、と差し出して、試飲をします。

最初だけ微かに甘みを感じますが、そのうち昆布が顔をだしてきて、「味のあるお酒」と言う感じになります。お酒の味がたつので、肴は要らないか、さっぱりしたものが良さそうです。

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3月14日の店頭写真です

アルコール度数が低いので、くいくい行けてしまいますが、まあ7日に取っておいて、同僚にも味わってもらおうと、残りを冷蔵庫に入れていただきます。


【追記:3月7日】

7日は9人で飲み会を。

皆に味見もお願いして、概ね好評というところですが、最初のビールが運ばれ、「ん」が開いて、「華一風」が開いてと飲み比べ会が始まって、刺身、オードブルでは収まらず、モツ鍋が追加にでて、久しぶりの楽しい飲み会にのみ込まれてしまいます。

宴会に出席した人間から、部屋を出る時に、テレビでウタさんが「澪曳」の話をしていたよということを聞きました。

翌日、自分が購読している県民福井新聞を見てびっくり、一面トップにウタさんが福井商工会議所で発表されたという記事がでていました。※※

いいことづくめですが、一つ気に入らないことが・・・「料理酒にあう」って部分でした。

以前に、奥さんが自分の大事な吟醸酒をお料理に使ってしまって、「えっ?」と絶句。

「美味しい料理ができるんだから文句ないでしょ。」と開き直られて、まあ賞味期限はとっくに過ぎてたし・・・と自分に言い聞かせたことを思い出します。

夕方、ウタさんから、県民福井と日経の北陸版に記事が載ったことの連絡をいただいて、両方とも確認していたことをお伝えすると共に、酒を楽しむ人には料理酒の話はまずいのではとプチクレームを言ってしまいました。

3月14日の店頭写真です
3月14日の店頭写真です

【追記:3月14日】

3月14日、ホワイトデー代わりに実家へ「澪曳」を送ろうと、ウタさんに出向いた時に、店頭の写真を撮らせていただきましたので、追加します。

県のアンテナショップへの出品はまだ決定していないとのことですが、認められれば、銀座に新たに出来るアンテナショップにも同時に出品されるのだそうです。

県産品の特徴を生かした、新商品が続々出てきているのでライバルは多いようです。

店での売れ行きは好調のようで、販路の引き合いも来ているのだとか・・・

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【追記:『敦賀に昆布酒誕生 「梅酒に負けぬ 新たな文化を」』県民新聞3月8日】

北前船交易の拠点港があり、江戸時代から昆布加工が盛んだった敦賀市で、昆布のうま味を福井の地酒に溶かし込んだ「昆布リキュール」が誕生した。

関係者は『嶺南といえば梅酒だが、敦賀を代表する食材を使って新しい酒文化を創造したい』と意気込んでいる。

この商品は『昆布海道(かいどう)ふくい 澪曳(みおひき)』。酒、食品販売会社「ウタ」(敦賀市)が企画開発した。

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現在の澪曳、モデルチェンジしました。

昆布加工、卸の老舗「奥井海生堂(かいせいどう)」(同)が熟成させた最高級の利尻昆布を、畠山酒造(南越前町)の純米酒に漬け込んだ。氷砂糖以外の甘味料は使用していない。

アルコール度数は十一度と、通常の日本酒よりもやや低め。

昆布の成分が溶け出して琥珀(こはく)色となっているのも特徴だ。ウタの打它将(うたまさる)社長(47)は「日本酒とはまったく新しいジャンルと考えて」と話す。

そのまま冷やして飲んでも、料理酒として使ってもお勧めという。

『敦賀ならではの新たな特産品を』と、昨年五月に研究を始め、昆布の種類や量、漬け込み時間などを変えて四十種類以上の試作品を検討。くせがなく上品な利尻昆布のだしを生かして、マイルドに仕上がった。

商品名『澪曳』の『澪』は航路を指す言葉。『新しい酒が、地元経済や日本酒業界が元気になる【水先案内人】になれば』と、打它社長。

四日の発売以降、三日間で四十五本を売り上げ、早くも一カ月の販売目標(六十〜百本)に迫る勢いだ。

今後は、東京・南青山にある県のアンテナショップ「ふくい南青山291」や、県内の土産物店などへも販路を開拓し国内外の料理店へもアピールする考えだ。

一本五百ミリリットル入りで千八百九十円。」の料理店へもアピールする考えだ。一本五百ミリリットル入りで千八百九十円。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

2件のコメント

  1. くまさん、こんにちは♪
    くまさんのおかげで、良いデビューを
    飾らせて頂きました。
    今後とも、色々な御指導を頂きまして、
    末長く、可愛がって下さいませm(._.)m

  2. くまさん、おはようございます♪
    私の姿の追記…アップ、
    ありがとうございます!
    ラベルもよく見ると、北前船が
    描かれています。
    私も、本日には千葉に到着いたしま〜す^_−☆

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