「くま」は長女が親元を離れて一人ぐらしを始めた大学の時に飼始めました。
高学年になり学業に集中するために、我が家に引き取られて、13、14年というところでしょうか・・・
爺さんで、色んな持病持ちですが、いつまでも幼い頃の面影が残っている気がします。
長女が職業として選んだのは看護師でした。
幼い頃の体験が彼女をそう決意させたのだと思いますが、高校の進路決定の時に、自分の道を決めて、そのまま現在に至るわけです。
翻って、自分の高校の時にはどうだったか・・・何をしたいかを明確に決断できずに、大学に入って自分の道を決めようと先送りしたと言うことだったのだと思います。
しかも高校の時に自分を失い、大学に入るのに2年も寄り道をして・・・
ということで、彼女が高校の時点から一筋に進んで今に至るということに対しては尊敬の念があります。
まあ一筋と言いつつ、節々で色々悩みはあったようです。
この歳になって、未だに惑いだらけの自分の血を引くのだから、迷わない訳はない・・・と変な太鼓判を押したりして・・・
彼女も大学に入るのに浪人を経験しています。自分とは異なり、道を決めて受験に臨んでいると言いながらも若さゆえに集中できない部分があったのだと思います。
切羽詰まらないと事を起こせない自分の血が彼女に流れている気もします。
人間関係に不器用で、他の人だったら、素通りできるようなことでも、引っかかって悩んだりして、廻り道しながら、口ではヤケッパチな言い方をしつつ、悩み悩んで、歯をくいしばり、よちよちと自分の道を歩んでいます。
そういう彼女の健気な姿を見ていると、時々うるうるしてしまいます。
親ばかです・・・
出来る限りのバックアップをしてやりたいと思いつつ、なにも力になれない父ですが、まあ、愚痴を聞いてやることと、自分の悩んできたことの体験からの話はできるのかなと・・・
「くま」の話のつもりが長女の話になってしまいました。
親バカ万歳!
嬉しいコメント、ありがとうございます。