東京に生まれながら、先祖の墓は東京になく、おまけに「故郷を捨てた」と言う父のお蔭で先祖の墓のある田舎も持たなかった身。
先祖を迎えるという習慣がなく、お盆休みというものを余り真剣に考えたことがありませんでした。
母を埋葬する墓を地元に建て、同じ墓に分骨した父も眠っていますので今や、自分の家が「田舎」となったということになりますが・・・
仕事に関連して言うと、お盆に入ると相手の会社が皆休んでしまうので、自分達だけ頑張っても話が進まないから休むか・・・という感じで、休めるものなら休もうという気持ちはありました。
現場を抱えていると現場のスケジュール優先で、工期のオケツから追って行くと、お盆に工程を引かざるを得ないということを繰り返して、休めなかったことが続いていた様な気もします。
今年は色々意味で仕事がなくなり、協力会社の一社もお盆休みを取るということで、事務所も思い切って一週間の休みを取ることにしました。
箱根のアパートで一週間を過ごすかということで、奥さんとは箱根で落ち合うことにします。
と言いつつ、会社へのプロジェクト収支の経過報告がこの時期にあり、11日の土曜日は仕事。日曜日に部屋を片付けて、月曜日に小田原に向います。
奥さんは車で来ていて、小田原でピックアップしてもらいます。
あいにくの雨で、どこに行っても面白くなさそう・・・
とりあえず、ポーラ美術館へ・・・
「コレクター 鈴木常司 美へのまなざし 第Ⅰ期 ピカソとポーラ美術館の絵画」を鑑賞し、大満足。
夕方の芦ノ湖畔を散策し、立て看板の地図で湖畔沿いに歩く道があることを確認。
今度の休み中に歩いてみようと相談しつつ、「腸詰屋」でソーセージを買って帰ります。
時々訪れる箱根のアパートは、2Kのと言う間取りになるのでしょうか。
奥さんの親戚が箱根に昔のリゾートマンションを2部屋を持っていて、管理費を持つということで一部屋を譲られたものです。
古いアパートなので、行くたびに色々直すところがありますが、自分が余り行く機会がなくて、進みませんでした。今回は少しは役に立てたかもしれません。
アパートは全戸に温泉が引けており、昔ながらの小さいタイル張りのお風呂ですが、温泉を楽しむことができます。
後半はよくなりそうなので、金時山は休みのとれた次女も来る後半にとっておき、明日は、今日確認した芦ノ湖沿いの道を歩いてみようということになりました。