4月6日(金)は一次会でお客さんと別れ、仲間内で久しぶりの二次会、と、ちらと考えましたが、重いバッグを神田駅のコインロッカーに入れてあるのを思い出し、意欲減退。
大人しく自宅に帰ります。どうも最近積極的に二次会に行く気にならない・・・
4月7日(土)は午後に家の塗装業者との打ち合わせがあります。奥さんは午前中は仕事で出かけてしまいましたので、車を借りて、市内の桜を見て廻ろうと。
娘が起きてきて、クマと一緒に付き合ってくれます。
クマのやつ、典型的な内弁慶野郎で、オンモにでると日頃の生意気な態度が豹変、おびえネコになって大人しくなります。
小さい頃、自分のコートの胸の中に顔だけちょんと出して収まって、成田山に初詣に行ったことを思い出します。
通りがかりのオバサン達が「可愛い!」と覗きこんできても、ニャーとも言わずに小刻みに震えてじっとしていました。
「ものごころ」つくと、クマにとっては自分は時々みかけるどこかの「おっさん」になって、抱いていると暴れて逃げ出してしまいます。
小さい頃、クマを捕まえては、犬を可愛がるのと同じように、手で顔をくしゃくしゃにしてたので、嫌われたというのが娘の見解です。
犬は喜ぶのに・・・って、犬も喜んでなかったかも・・・
でも、やはり日頃見かけない「おっさん」であることの方が大きい様な気がします。
市の中央公園の桜が開花が早いだろうと出向きますが、5分咲きというところでしょうか。
自分の住む街は千葉市と佐倉市の間に挟まれた小さな市です。
現在の人口は8万8千人、東京の高島平から引っ越ししたのが30年前でしたが、当時町から市になったばかりで、人口は約7万人程度だったと思います。
若い頃、愛すべき長島茂雄が佐倉出身と知って、なんと田舎からでてきたんだと、感想を持った記憶があります。
時を経て、佐倉の近くに、自宅を構えることになるとは・・・ちょっとだけ、東京寄りではあるなと・・・
大きな企業もなく、むしろ逃げて行くような状態です。
中央公園の前に聳える大きなマンションとイトーヨーカドーも「セイコー光機」(今のセイコープレシジョン社?)が転出し、跡地の再開発で出来あがったものです。
平成の市町村大合併の際、お隣の千葉市の政令指定都市の「現時点あるいは近い将来100万人超」の要件を満たすための合併(吸収?)の相方候補になりました。
当時の市長さんは合併推進派として当選し、成婚ムードは高まったのですが、住民投票において、24,000票対20,000票で反対派の勝利となりました。
僅差というのか大差と見るのかはわかりません。
市義の選挙は賛成派、反対派が12人対12人で拮抗し、議長を出せずに紛糾していたこともあり、僅差ということだったと言えるのだと思います。
両者の見解を要約すると、下記の様になるのかと・・・
【反対派意見】
- 自治権をもつ「市」から出先機関の「区」になり、区長も市長に選任され、権限が弱まる。(だから?)
- 区役所の職員数は1/3になり、きめ細かい、スピーディなサービスが期待できない。(今はきめ細かいのね??)
- 議員数は1/5になり市民の声が届きにくくなる。(今は???)
- 税金や公共料金がおおむね高い千葉市の水準に合わせられる。
- 千葉市の再開発事業など、大型事業の負債を負わされる。
【賛成派意見】
- 職員数削減などで行政の無駄が省ける。
- 財政基盤の安定化(ほんとうか?)が図れ、福祉・教育の分野で千葉市の水準の高いサービスが得られる。
- 千葉市の区となりイメージアップする。(そうかしら?)
当然なことですが、反対派と賛成派の見解は、どちらを選ぶかという選択肢であって、正解はないと思います。
当時、自分はアメリカ出張を繰り返していた時期で住民投票にも参加できず、深く考えることもありませんでした。
地元に地縁、血縁もないし、現状に対して、変わらないでほしいという愛着はあまりない。むしろ、不便さを強く感ずる市の環境に対して、変革を望む合併に賛成する派ではありました。
住民投票から大分経ってしまいましたが、今思うことは、合併がなくなったとしても、いや、だからこそ、適正規模の市政とはどういうものなのか、精査して理想像を求めて行くべきだろうと思います。
独立した市として、市政の合理化、職員、議員数削減の検討などの努力して行くべきだろう・・・と。
まあ、結局は現状肯定派が勝ったのだから、なにもしない大義ができたというころかしら。
と・・・桜の話では尺が持たずに余分なことを・・・
中央公園の桜を堪能して、次は総合運動公園に向います。総合運動公園は市街地から少し外れており、気温的に低めになるのだと思います。
全体的に桜の開花がさらに遅い感じでした。
総合運動公園は時々、4家族で家族テニスを楽しむところです。
オムニコート(砂入り人工芝)8面があり、ネットで申し込むのですが最近はなかなかとれないようです。
自分は、なかなか帰宅のタイミングが合わず、テニスには年に1,2回の参加というところで、どちらかと言うと、忘年会の宴会要員に甘んじています。
桜はまだまだですが、待ちきれない人達のお花見がちらほら見えました。
野球場では大会があるらしく、合間の時間に、子供達がそり遊びする芝生の丘で、トレーニングして居るチームもありました。
花が咲いているところを選んで、アップで写真を撮れば、花が少ないのが目立たないかも・・・
それにしても、桜、特にソメイヨシノはやはり、明るい陽射しの中で、陽射しをはじき返しているところを見るのが一番、相応しいと思います。
中央公園と総合運動公園で時間を費やして、昼食の時間になってしまいます。
さらに廻りたいところもあったけど、諦めて家に戻ります。帰宅の途中にみそら団地にある有名なシダレ桜は満開状態でした。
塗装の打ち合わせが終わり、買い物がてらに奥さんとさらに桜を求め、みつわ台団地の桜並木を目指します。
目当ての桜並木の花はまだまだでした。
花は咲いていませんでしたが団地の中では「桜祭り」の真っ最中でした。
千葉県総合スポーツセンターの桜はほぼ満開状態でしたが、時間が遅くて、陽が陰り、いい写真が撮れませんでした。
古い大きな樹が多くて昼間にくると素晴らしいと思います。
明日は敦賀に帰りがてら、上野の桜を見に行こうと奥さんと話つつ、お婿さんの誕生日のケーキと夕食の買い物をして帰宅しました。