4月27日、TGVでアヴィニヨンに。いよいよ南仏の旅が始まります。
パリのこの1週間の天気予報は曇りか雨でした。今朝も雲が多く、今にも雨が降り出しそうな感じです。
ホテルをチェックアウトして、TGVのターミナル駅であるリヨンに向かいます。
余裕を持って出たのでリヨンには発車1時間前には着きますが、TGVへの行き方を間違えたようで、改札に出てしまいます。
戻って確認すれば良かったのですが、通勤客達らしい人波の中で忙しそうに歩いていた人に確認します。
ああ、それなら、ここから出てあそこのところにある階段を上がって行けばいいんだよ、と彼の電子カードを使用して、ハンディキャッパーや大きい荷物を持つ人用の改札から出してくれます。
感謝して階段に向かいますが、階段は反対側の改札の中にあります。
戻っていれば、あの階段にたどり着く通路があったはずなのですが、一端外にでてしまったので、どうしよう、と。
しばらくウロウロしていましが、えいやと自分のチケットをハンディキャッパー様の改札に挿入すると、難なくゲートが開き、冷や汗かいて、再入場しました。
TGVのチケットはネットで購入済みで、Eチケットコピーを持っていましたが、出発のプラットフォームがわからない。
チケット売り場で確認すると、2番プラットの一番端の番線になる、発車20分前にはボードに表示されるとのこと。
プラットホームに向かうと、一番端に23番線とありました。
プラットホームの大きな電光掲示盤の出発表示には飛行場にあるような各々、出発と到着の時刻と番線を表示する大きなボードがあり、大勢の著後者が見上げて佇んでいました。
20分前になった当該電車の番線が徐々に数字やアルファベットで表示されていっているようです。
自分が既に教えてもらったように、列車毎の番線なんてほとんど決まっているはず。列車がボードにラインアップされたと同時に番線も表示すれば良いのじゃないのだろうか・・・
とは思いましたが、表示一つを見ても、かなりシステマティックになっていて、しかもほとんど列車が時刻表通り運行されているみたい。
昔、一人で出張でTGVに乗った時、時間に大分遅れた上に、自分の持っているチケットの列車番号と違う電車が来て、焦りまくった記憶があり、フランス国鉄(SNCF)を馬鹿にしていたのですが・・・
TGVに乗り込んでからのスーツケースの収納に一苦労でした。
ニース行きなので、国外よりは観光地に向かう人が多いのだと思いますが、日本の新幹線に比較してスーツケースを抱えている人が圧倒的に多いようです。
車内の何カ所かに荷物置き場があるのですが、大人数家族がほぼ占拠していたり、折りたたみバギーが乱雑に置いてあって邪魔したりと・・・
自分達のスーツケースは勝手に他人の荷物を整理して、なんとか収納できたのできました。
後から来た、フランス人のおじさん、自分の他に、まだ若い女性や、お婆さんの客などが居るのを見て、几帳面に、全ての荷物を取り出して、きちんと積み直し、全ての荷物を収納し直し、見事に納めます。
身勝手な日本人、恥ずかしい思いでおじさんにグッジョブなどとえらそうに言ってしまいました。