8月20日

奥さんは自分のお盆休みをつぶしてくまの入院に付き合ってくれたけど、仕事再開のために千葉に帰ります。

20日、11時10分のシラサギで帰るという、その朝、4時頃に目が覚めます。

そのまま、目が冴えて、寝られなくなるというのは、まあ、ある面、体調が回復しつつあると言う証左なのかもしれない。

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8月20日

ただし、やはり完全復調してないということか、眠れない、眠れないと思いつつ、無理に目をつぶっていると意識が遠くなり、再び目が覚めて、外を見ると少し、空が白んできていました。

カメラを持って、ベランダに出て、月と輝く2つの星、きっと金星と木星だと思いますが、全部が入るように写真を撮ります。

撮った写真を見ると月の右下に規則正しく並んだ星が見えます。PCに入って居るソフトの星座表で見るとオリオンのようです。

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このソフト、希望の日時に飛んでいって、望む方向の星を確認できる優れものです。陽が昇りきると野坂が朝陽に照らされて輝いていました。

10時半、奥さんを駅まで送りにでかけますが、海の写真でも撮って帰ろうとカメラを持っていきました。

奥さんを送った後、気比神宮に御礼参りに行きます。

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御朱印帳を持って行かなかったので、何か今日を記念するものがほしくて、長寿のお守りをいただきます。

海を広角で撮ってみたいと、港まで行きますが、あまりピンと来る構図がないので、あきらめます。

赤煉瓦倉庫の工事が始まっていました。

そのまま海沿いに走って、倉庫街か松原海岸にするかなど迷いながら走り、笙の川にぶつかり、川沿いに走っていました。

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少し走って、よし、やはり松原海岸に行ってみようと赤点滅信号を減速で確認して、右折しようとすると対向の大きなトラックが左折を始めます。

これは待っていて、右折だと時間がかかるし、トラックが曲がるのに邪魔になるかもしれないなと、通り過ぎました。

次の橋を右折して、渡っていると、なにか後ろが騒がしい・・・

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なんとミニパトが後ろに付いてきて、左に寄って停まれと言っていたのでした。

赤点滅できちんと一時停止をしなかった、さらに悪いことに、赤点滅を通り過ぎるのに速度を上げて30km/hrくらい出していたので悪質だ、減点2点になるとのことでした。

一時停止を減速しかしなかったのは事実で、申し訳無かったと思います。

言い訳すると・・・赤点滅信号は右折側は橋ですので見通しはいいのですが、左折側は死角になっていて、一時停止しても、見えずに、徐々に出て行き確認する必要があります。

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自分が、通り過ぎるのに少し速度を速めたのは、トラックの邪魔をしないようにということと、トラックが交差点を占拠した状態で、左右からの車は通れない状態だなということを考えていたこともありました。

自分の中では従って安全については十分に配慮していたつもりだったので、悪質という言い方にはちょっと鼻白みます。

お巡りさんは自分の車に着目していたので、周りの状況を確認出来ていない面もあるのでではと思いましたが、大事なのは自分がした違反行為の結果だけで、状況如何は関係無いことではあるでしょう。

いずれにしろ、一時停止というルールを守らなかったこと、むしろ赤点滅を早く通り過ぎようとしたことも事実なので、自分に非があるのは明白です。

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そうではあるのですが、66歳を迎えるにあたり、懸案の手術をして、新しい展開の人生を頑張ろうと思っていた気持ちをくじかれる思いがあり、えらく失望します。

そういえば、9月に免許書き換えがあるけど、これでゴールドもパーになってしまう・・・

最初のゴールド免許証をもらえる時に失敗したことを思い出します。当時、免許書き換え期間は1ヶ月前から誕生日までとなっていました。

自分の誕生日は前に書きましたが、9月4日なのですが、仕事にかまけて、気がつくと9月5日になっていました。

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5日は日曜日だったと思いますが、奥さんに送ってもらって、幕張の免許センターに行きましたが、1日の失効により、ゴールド資格を失うという悔しい思いをします。

今まで、一方通行逆走で1回、酒気帯の規制値未満で2回、始末書を提出していますが、その他で摘発されたことはありませんでした。

と言っても、摘発されたことがないということだけで、2度事故を起こしていて、警察のお世話になり、それは大きな反省として自分の中に残っています。

また、昔、一斉があれば飲酒運転で即アウトの状態で運転していたこともありましたし、速度オーバーは今でも時々はありますので偉そうなことは言えないのですが、自分なりにルールを守る努力をしてきたことも確かです。

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大分旧聞になりますが、会社の先輩がお正月に成田に厄年の厄払いに行こうとして、高速道路で速度違反で捕まったという話がありました。

厄払いに行って、捕まるか?という笑い話ですが、そのときに言われたのは、速度違反だったとしても、走行車線に戻って流れに戻れば捕まえなかった。

しばらく見ていたけど、追い越し車線を走り続けたので捕まえたということを言われたのだそうです。

お巡りさん、厄払いに行こうとしていた先輩に同情してくれて、付いてきなさいと、言って成田山の裏道を教えてくれて、大混雑の成田山にすんなりお詣りできたという落ちがついていました。

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その話を聞いて以来、もう20年になるでしょうか、追い越しかけたら、必ず、走行車線に戻る、を徹底して実施しています。

自分の人生の転換点と考えていた66歳の旅立ちに、免許証更新がゴールドでなくなるのかと、新しい一歩を踏み出そうという、意気込みの風船が自分の胸の中で萎んでいくのが目に見えるようで、一層、大きく落ち込みます。

くまの落ち込み方に異常を感じられたのかお巡りさんが訊いてきます。ゴールドじゃなくなると会社でまずいことになるの?

いやそんなことはありません。自分の中で良かれと思ってきたことの結果がゴールドだと思っていたけど、今度のことで一気にだめになってしまったことでがっかりしているのですと。

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しばらく考えていたお巡りさん、あなたのしたことは大きい違反だということは自覚してもらわなければ行けないけど、今回だけは許しましょう、と。

免許証の内容を記録されますが、減点なしということで解放していただきました。

一気に疲れがでて、もう、写真を撮る気力も消え失せ、大人しく部屋に帰って寝込んでしまいました。

違反したことに加えて、アナウンスされるまでミニパトに気がつきもしなかったことも注意力が散漫になっていたことが明らかになっているような気がします。

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免許証の色に5年の猶予をいただくことになりますが、これ以上の更新をしていくことへの自信がなくなりつつあり、そろそろ、返還も考慮していく必要があるのかと考えています。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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