酒の季節 その2

10月15日に「やまとも」で日本酒の会があり、23日にボタン亭でワインの会が久しぶりに開催されるということで、ちょっと2週間続くけどまあ、行ってみようと双方とも申し込んでいました。

そこへ、宮本酒店さんから、メールが入り、19日に「メドック・ワイン・セミナー」を開催するのでどうかと。

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う〜ん、あまりにも酒が続きすぎるかと思いつつ、面白そうなので是非にと参加させて頂くことで回答します。

メドックワインというのは、JALの機内でワインリストに名前がありました。意味も知らずにメドックの響きに惹かれて頼んで、おいしかった記憶がありました。

今回のお知らせに、おっ、あの時のメドック、これはお勉強のチャンスと飛びついたというところです。

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店主さんが、メドックワイン委員会のセミナーに参加。

その成果を基に、普及セミナーを一般向けに行うと、なにがしかの助勢金がでて、普及セミナー参加者が手頃な価格で高級ワインに接する機会ができるということらしい。

時間が15時からなので、昼過ぎにカメラを持って、出かけました。

「野坂遠望」の笙の川からの野坂、「ひとひらのめも」の岩篭、You Tube 「くまじい」チャンネルのヘッドカバーの西方岳は皆このときの写真です。

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ヘッドカバーの写真は時々入れ替えており、今は交換されています。

酔っ払って帰ることになるのでちょっとカメラが気になりますが、最近購入した、カメラ専用リュックがあるので、これで行こうと。

町歩きに25㍑のリュックもいささか大げさですが、カメラを保護するクッションもあり、フレームがしっかりしているので、安心感があります。

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なにより、おれはカメラを持っているんだと言うことがはっきり自覚できるのがいいところで、つい、カメラを入れたバッグをドシンとおいてしまって、後悔することの多いジジイには若干、大げさな方がいいのです。

でも、宮本酒店さん、なにが入ってきたかと、ぎょっとしたかもしれません。

ちょっとメドックのお勉強を・・・

メドックはボルドー地区のジロンド河、河口にあるエリアを指しています。

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大西洋とジロンド河口に挟まれた地形であり ラテン語の in medio aquae(水の真ん中)からメドックと名付けられ、上流部がオー・メドック、下流は古くはバ・メドックと呼ばれていた。

大西洋のメキシコ湾流(暖流)の影響を受ける温暖な海洋性気候で、日照時間が長く、比較的乾燥している特徴を持つ。

メキシコ湾流は下図のように、赤道付近の暖かい海流がメキシコ湾を経由してヨーロッパ大西洋岸に達しているもので、ヨーロッパ大西洋岸の地域に対して、緯度に比較して温暖な環境をもたらしている。

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メキシコ湾流の流れ Wikipedia

葡萄畑は、大西洋側に広がる松林によって潮風から守られ、河口を見下ろす小高い丘にあり、河沿いに幅10〜15km、長さ80kmにわたり広がっている。

メドックを流れ行く河はスペインとの国境にある、ピレネー山脈を水源としたガロンヌ河、フランス中央高地を源としたドルドーニュ河がボルドーエリアで合流しジロンド河として大西洋に注いでいる。

ガロンヌ河からピレネー、ドルドーニュからのフランス中央山地の砂礫がジロンド河に運ばれてきて、小石混じりの石灰質の土壌を形成している。

この土壌による恩恵というのはもう全く自分では意味が分かっていないのですが・・・

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この石灰質土壌はワインに香りとまろやかさ、ふくらみを与え、小石は排水性の高さをもたらし、日中の太陽の熱を吸収し夜にその熱を放出しぶどうを寒さから守ります。

主要品種であるカベルネ・ソーヴィニヨン種に最適な土壌で、これに多くはメルロ種を配し、長期保存の可能な、コシのある、しっかりした赤ワインを生み出しています。

生産されるワインの55%は海外に輸出されるのだそうです。

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法律で規定されたワインの格付けのAOCというのを初めて知りました。と言って、未だよく分かっていませんが・・・

AOCワインのシャトーではブドウ品種のカベルネ・ソヴィニオン、メルロー、カベルネ・フランとプティ・ヴェルドを独自のブレンドをしているということも初めて知ります。

ブレンドのことをアッサンブラージュというらしい。

正直言うと、自分は酸味に弱くて、カベルネ・ソヴィニオンという品種は自分には酸味が強くて、ちょっと苦手と思っていました。

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でも今回、6種類のワインを飲み比べて見て、カベルネ・ソヴィニオンの比率が低いワインは飲み易い気がするけど、なにか物足りなくて、酸味が強いワインの方が美味しく感じました。

ちょっと不思議な気がしました。

【参照】
Wikipedia
フランスワイン辞典「ボルドー」

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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