早瀬浦

9月4日に一人で、6日に家族と共にと、少しづつではありますがお酒の地ならしをして、11日の「やまとも」での早瀬浦と京懐石の会に備えます。

9月初めに、あまり食欲ないので、糖尿の身ながら、間食にスィーツを食べたいなと、「ホームスィートホーム」にケーキを買いに行きました。

ママさんとお話をしていて、9日に宮本酒店さんのワインの会が「きらく」で開催されるというお話を聞きます。

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都合が悪いので自分はいけないけど、くまさんのことお話しておくねと。

以前、ボタン亭で開催された「チーズとワインの会」に参加したことがあります。

また昨年、滋賀のワイナリーへのバスツアー企画があり、是非にと参加申し込みしをしましたが、残念ながら、仕事でドタキャンせざるをえませんでした。

キャンセル料を支払いに宮本酒店に行きつつ、何種類かの面白そうなビールを買って帰った記憶があります。

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ママさんとお話した後、宮本酒店さんからメールが入りましたが、行きたい気持ちはあれど、11日もあるし、まあここは無理せんでおこうと、お断りの返信をします。

重なる時には重なるもので、10日に、出来たばかりの「魚民」で快気祝いをやろうとのお誘いが来ますが、これも11日に連チャンではきびしいなと、辞退申し上げます。

それにしても若い頃は酒が続くことがなにか勲章のような誇らしくさえ思えたことから比べると、大人になったというのか体力に自信がなくなったというのか・・・

お誘いを断らないことを旨として生きてきたくまとしては、心苦しいことですが、体力に自信が付くまでは、制限付きの生活をしていこうと。

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前回8月のお酒の会は久保田酒造さんのお酒というところで是非行きたかったのですが、退院直後でどうにもならず、欠席でした。

その前7月の田邊酒造さんの方はお若い2代目という感じで、勉強しつつ、酒蔵を盛り上げていこうという情熱を感じる方でした。

今回の早瀬浦の専務さん、少しお歳は上の感じですが、お話の節々から先代のお父さんとの軋轢を乗り越えながら、自分のやりたいことをやろうとしている感じがひしひしと感じられました、

脈々と続く酒造りの伝統の中に、少しずつ新しい血を注ぎ込みながら、新しい伝統を創生しようとして、頑張っている、こういう若い人達を見ていることはとても嬉しい。

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最近、孫ができてから、傾向がひどくなってきたんだけど、赤ん坊を見かけると嬉しくて、にこにこして一緒にいるお母さんが不審な奴という感じでにらまれます。

それと一緒と言っては怒られますが、はつらつとした若い人をみると嬉しくて、つい見惚れてしまいます。専務さん、気持ち悪い奴、と思ってたかもしれません。

お酒の発酵の終点をどうやって判断するのかとの自分の質問に、日々の分析、というお話とともに、桶の音を利く、というお話がありました。

冬場のしーんとした酒蔵の中で、桶の中でプチプチと、気泡が爆ぜる音だけがする・・・一度も見たことがないくせに、状景が頭に浮かんできて、わくわくしてきます。

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蔵の見学をさせていただけるということでしたので、是非、冬場の酒造さんの酒蔵を訪問させてもらおうと心に決めます。だれかお酒のだめない運転手を見つけなければ・・・

早瀬浦の醸造に用いるお水をチェイサーとして、「特別純米 夜長月」、「純米」、山廃純米原酒」、「山廃本醸造ひやおろし」、「本醸造」そして、最後に「大吟醸」がでてきます。

といっても、まともに飲めたのは最初の3種類くらいで、4種類目からお酒が過ぎた時に感じる苦みのようなものがでてきて、種類の違いもよく分からなくなってきます。

お料理も今の板さんのお料理は自分に合っているなと思っているのですが、今日の自分には量が多くて、これもお造り以降は残し気味になってしまいます。

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もともと、それほどお酒が強い方ではないし、美味しい酒を味わおうとすると、食べる方がおろそかになりがちなので、いつも残してしまっていて申し訳ないと思っていたのですが、体調万全でない今、ちょっと残し方が多い様かったような気がします。

「山廃」というのは、昔から、訳も分からず飲んでいましたが、一度、花垣で意識して、「山廃」を買って、飲んだことがあります。

正直いうと自分には山廃は癖が強い感じで、合わないなと思っていました。

今回はそれほど強烈な癖は感じなかったのですが、やはり独特の風味があるような気がします。

dscn6693これがたまらないという人もいるのでしょう。自分はもう少し主張しないお酒でいいのかなというのが感想でした。

ということで、舌が麻痺しないうちに飲んだこともあるのかもしれませんが、最初の「夜長月」が甘みがあって自分には合っているような気がしました。

最近、この会は参加希望者が増えてきて、20人を超えそう?テーブル席だけでは足らなくなり、カウンター席も満席の状態でした。

早瀬浦の専務さん、テーブル席で質問を受けたり、カウンターのお客さんに説明したりとお忙しそうで自分の食事をされるまもなく、少々大変そうでした。

カウンターの方に、常連のお医者さんが居てご挨拶をします。

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先生、「澪曳」をひいきにしてくれていて、いつもくまの顔を見ると、「あれは美味しいよね。いつも備えてあって、昨日も飲んだんだよ。」って

そう言えば、自分は最近ご無沙汰で協力していないなと、ウタさんに申し訳ない思いになります。

今の体調では、酒をぐいぐい行く感じでなく、ちびちび嘗めるという具合なので「澪曳」は良いかもしれない・・・

来月は昨年も楽しんだ「舟木酒造」さんと鱧料理、くまさん予定に入れておいてくださいねと言っていただき、喜んでお邪魔させていただこうと。

dscn6700鱧って、夏の物だと思っていたら、秋口の方が脂がのって美味しいのだそうです。

楽しみです。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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