若狭神宮寺創建1300年を記念した特別記念奉納、「碧の祈り」に参加してきました。
華道家、前野博紀さんが細野大臣に福島に希望をと依頼され、「花といのち〜「がれき」に花を咲かせよう」の企画でバイオリン古澤巌さん、チェロの大藤桂子さんと「はなさかじじいず」を結成したのだそうです。
其の後、能楽師、津村禮次郎氏が「ほんもののじじいを加えなさい」と参加され、4人の「はなさかじじいず」になったとのこと。
各地の災害地に希望を与えるために音楽と舞をバックに華のオブジェを作り上げて行く献納を行っているのだそうです。
「はなさかじじいず」の演舞と作品は天と地を結ぶ神々への祈り、ということで、「天地創生」ということらしい。
前野さんの作品は天と地を結ぶ弦楽器の天と底板を支える「魂柱」だと・・・
小浜ご出身だという前野さんの情熱あふれるお話も素晴らしかったと思います。
台風18号の被災地である小浜にも・・・って、いう言い方はちょっととってつけたような気がしましたが。
西川知事が「感想を」と言われて、福井の宣伝に走ったことも御愛嬌でした。
1300年前に、神が降り立った遠敷の地で、敬虔な人間たちが神々に祈りを捧げ、平和を祈る儀式が行われた。
その祈りは通じ、神宮寺の杜を包む闇が光り輝き、神が応えた・・・ように思いました。
バイオリンとチェロのデュオ・・・「パッサカリア」で、ジジイは涙が止まりませんでした。下はYou Tubeで見つけた演奏です。
素晴らしい1時間を過ごして、興奮して、「一」に飲みに行ってしました。