苦節

2014.03.04
2014.03.04

一か月も前になります。

2月2日の大野の朝市で買った枝が蕾の膨らまぬままでした。

おばちゃんが名前を言ってくれましたが、聞き取れぬまま判っていませんでした。

枝ぶりが良いので捨てがたくそのままにしておきましたが、3週間目くらいに流石にダメかと諦めます。

少し前に、花屋で桃の枝を見つけて、これに替えようと、思いつつ、躊躇していました。

決断した時には既に桃の盛りを過ぎていて、花屋のおっちゃん、今頃かよと呆れ顔。

100円でいいよと・・・

玄関の花瓶を桃に譲り、朝市の枝をキッチンの使っていない水差しに移しました。

キッチンに射す陽射しがよかったのでしょうか・・・

2,3日するとちらほらと花が開き始めます。

花屋さんの表情通り、桃は花を開かぬまま、蕾も萎れてしまいます。

再度、枝を花瓶に戻して、暫くすると満開になり、感激です。

大野の朝市のおばちゃんの朴訥で誠実な心根が感じられるようで、無性にうれしくなります。

花が咲いてみると名前を調べる道ができるというもの、ということでネットで見るとヒュウガミズキという花のようです。

おばちゃんが言っていた名前は3文字か4文字でしたから、地域の名前があるのだと思います。

再度行くことあれば、このブログ見せて訊いてみようと思います。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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