登山道の脇には10㎝程度の雪が残っていますが、踏跡は土が露出しています。
長靴のくまは、時々道を踏み外して雪と戯れます。
先ほどの中池見が下に見えてきます。
湿地は凍っているように見えました。
頂上に抜けると、20人程度の人が敦賀湾を眺めていました。
お散歩姿の老夫婦、登山の格好のグループ、孫を連れたおばあちゃん・・・
野坂と違い、幅の広い層の人達が集まってきています。
三内の右側に西方から連なる峰が見え、その右端に、より白いサザエが見えています。
西方の写真は載せたばかりなので、ここでは三内山の写真を載せました。
ベンチで座っていたオジサン、さっさと帰ろうとする登山組に景色の説明を始めます。
敦賀港の歴史まで含めて、かなりお詳しい様子で、他の人も聞き入っています。
時々こうして、説明している様子で、それなりに勉強もしておられるのでしょう。
頂上付近で、雪の中を歩いていると車の轍が付いていました。
頂上まで車でこれるんだと、驚きました。
天筒をお散歩の場にしている人に怒られるかもしれないけど、
バスで頂上付近まで観光客を運んで頂上を楽しませることはできないのかと。
こういうおじさんのボランティアをお願いして、敦賀を俯瞰しながら地形、歴史の概説をする敦賀入門講座があればなおさらいいかもしれない。
とつまらぬことをぼんやり考えていました。
三内山を指して、あそこの麓にお城があったんだ、と。
歴史のことになると知ったかぶりして口出してしまいそうで、危ないなと先に向かいます。
天筒で折り返して金ヶ崎や中池見に戻る人がほとんどで、仲間はいません。
下り始めると道はほとんどが階段になるますが、
雪がところどころ凍っていて、ちょっと緊張して降りました。
尊良親王の陵墓見込地にお参りをして、金ヶ崎にたどり着きます。