
岡田美術館、全部の鑑賞を終えるのに3時間近くかかりました。
外に出ようとするとお弁当を運んでいる係り員とすれ違います。
卑しそうに見つめる「くま」に鯛飯があと二つだけ残っていますと・・・
奥さんが行ってみたかった塔ノ沢の「瓔珞(ようらく)」の鯛飯弁当
と言うことで、即決で注文します。
美術館の敷地に設けられた古民家でお召し上がりくださいとのお奨めに従い
敷地の坂を登って行くと、移設された古民家がありました。
まだ造成の途中という感じの庭に
2日前に降ったという雪が残っています。
庭を見ながらお茶していると暖めたお弁当が届けられ、
ゆったりした気分で、美味しくいただきました。
昨年10月に開館した岡田美術館は、岡田和生氏が収集した
日本・東洋の美術品、考古遺品などを公開する私立美術館。
近世・近代の日本画と、東アジアの陶磁器が、メインのコレクション
縄文土器、土偶・埴輪などの考古遺品、仏教美術品などが並んでいます。
建物は建築家三浦慎氏の設計。
岡田和生氏はストリートゲーム機、パチスロ、パチンコ機のメーカー
ユニバーサルエンターテイメント社の、創立者会長と言うことです。
また、箱根の楽しみが一つ増えました。