NHK、日曜日朝のお楽しみ
「日曜美術館」と「アートシーン」
MCが井浦新となり、リニューアル
彼の感性たっぷりの番組進行になりました。
面白いけど、時々、ちょっと、うっとおしい。
それはともかく、色々、勉強させていただいています。
「アートシーン」だったと思うのですが、
箱根の新しい岡田美術館が紹介されました。
「日本・東洋 美の遺産展」が、12月30日までということです。
御節を作る以外、用事もないということで、30日に出掛けます。
場所は、1号線沿いの小涌園の向かい。
「開花亭」というホテルだったところの跡地なのだそうです。
美術館の壁画、「風神雷神図屏風」再現図を楽しみにしていました。
俵屋宗達の作品が、縦12m、横30mの大作に生まれ変わり、躍動しています。
640枚の金地パネルを用いた福井江太郎氏の力作「風・刻」でした。
料金を聞いてびっくり、2800円って、二人分?
金属探知機を通って入館する厳しさにも驚きました。
入ってみると、5階建ての最初の1階で圧倒されてしまいます。
中国古代の殷(商)、春秋時代の青銅器の精緻さ、
豊富な中国、日本および韓国の陶磁器のラインアップ
パネルを使った説明も丁寧で大分時間を費やします。
まあ、何時もの癖で、
他国の財産を強引に集めることへの懸念が少し頭をもたげます。
尾形光琳、江戸琳派の酒井抱一、鈴木其一の作品も楽しめました。