さまざまなお姿をした羅漢様が並び、異様な雰囲気があります。
奉納した方たちの自由な発想で彫られたのだそうです。
自分の趣味を写した愛嬌のある羅漢様がいて、カメラ小僧もおられました。
八世紀半ば、東山(当時愛宕郡と呼ばれた)に建立された由緒あるお寺らしい。
聖武天皇の娘、称徳天皇が真言宗のお寺として開基。
鴨川の氾濫で廃寺となり、天台宗、千観内供(伝燈大法師)が再建。
その後も興廃を繰り返し、1922年、現在の化野に移りました。
鎌倉時代建立の本堂はその時、移築され、重要文化財の指定をうけています。
先代住職が始められた「昭和の羅漢彫り」、1200体を達成したとのことです。
住職さん自ら御朱印をいただきました。
住職さんの自作、自演のシンセサイザーCDが並んでいて、びっくり。
先代住職さんは仏画を得意とされていて、芸に秀でたご一家のようでした。