28日のコンサートの満足感で、日本酒が進み、翌日はゆっくり起きます。
昨日、コンサートの前に何か腹に入れておこうと蕎麦を食べた兼六園の茶屋のおばちゃん、「明日も天気が悪そうですよ」と。
今日は武家屋敷でも歩いて、早めに帰ろうと決めていました。
起きて見ると、カーテンの隙間から朝陽が差し込んでいます。カーテンを開けるとおばちゃんの予想と異なり、いい天気のようです。
昨日兼六園の山崎山(※地図参照)の紅葉に驚きましたが、今日、天気が良くなりそうなのであれば、早めに切り上げて、朝来ようと思いました。
ということで天候が気になっておばちゃんに訊いた次第です。
今日も天気が悪いということなので、昨日のうちにせいぜい記録しておこうと、山崎山の写真を目一杯撮ってしまいました。満足いくものは少ないのですが・・・
朝陽の射す窓を見ているうちに、写真はともかく、陽のあたる山崎山を見たいという気持ちが強くなってきます。
ホテルをチェックアウト、駅前に出て、今日はバスに乗り、「兼六園下」でバスを降りて歩き始めます。
天気がいいとウキウキしてきて何を見ても美しい。
昨日は山崎山の後、霞ヶ池を一周して帰りましたが、今日はともかく山崎山まで行って、その後、金沢美術館を見て、早めに帰ろうと。
霞ヶ池の反対側から徽軫灯籠(ことじとうろう)側を撮った写真は28日分しかないことに。28日の兼六園の写真はいつかアップすることとして、今回はパスします。
早く山崎山に行きたいけど、その手前の景色も捨てがたく、昨日と同じような写真を撮り続けます。
後述しますが、県立美術館の後に駅に向います。
途中、昨日歩いている時に気になっていた、Montbellの直販店に寄って、カメラバッグ、フリースの帽子などの小物をゲット。
タウンコートとして使えそうな防水機能のダウンコートの前で大分悩みましたが、レインウェアと冬の山歩き用のコートがMontbellなので、揃い過ぎる感じでちょっと踏み切れずに諦めて帰ることにしました。
駅に着いたのが2時半頃、駅が騒然となっています。
早朝に加賀温泉駅付近の踏切で車が停まり、特急電車と衝突し、電車が脱線したとのこと、車の運転手のおじいちゃんは逃げて助かったのでそうです。
おっと、明日までにかえれないとやばいなと・・・
JR、私営のバスの便を訊くと路線バスで敦賀まで帰れるはずもなく、長距離バスも名古屋か京都まで直接行くので敦賀では降りることが出来ないと・・・
3時に京都行きのバスが出る。京都着は20時か21時に着との事。
京都から電車で帰れば11時頃には敦賀に帰れそうです。
駅員は17時頃に目途が付く可能性ありと言っていたので、バスを使用して京都経由で帰っているうちに電車が動いてもっと早く帰れるかもしれない・・・いっそのこと覚悟を決めて金沢駅で待とうと・・
駅構内の喫茶店で本を読みながら時間をつぶしすことにします。
4時半ごろ様子を見に行くと17時頃に臨時の特急を走らせることができそうだとのことでした。
この後のことは前回に記載しました。敦賀には9時半ごろ帰れましたから、京都経由よりは早かったようです。
ぐずぐずしているうちに山崎山の入り口にたどり着くと陽が雲にさえぎられてしまっていて、しまった・・・と。
周りの写真を撮っているうちにまた陽がでてきて一安心・・・何百枚の同じ様な写真を撮ったことか、これでも大分整理したのですが、写真を羅列します。
兼六園を抜けて、石川県立美術館に向います。金沢生まれの高光一也(画家、真宗大谷派の僧侶)の特別展と常設展示を鑑賞しました。
高光一也は後半は美人画と言う感じになってきて、自分には少し、しっくりこない感じがしました。若い頃の絵の方が自分は好きです。
美術館の中に六本木ヒルズに行った時に知った、七尾出身のパティシェ、辻口博信のレストランがあります。
他のお客さんはデザートセットみたいなプレートを頼んでいるようですが、こちらはランチを注文。
ちょっとボリューム的にお上品すぎる感じでしたが、食後のコーヒーをいただき、会社のお土産用のお菓子を購入して、駅を目指します。
歴史博物館は以前に行ったこともあるので外から写真だけでもと。