7月4日になりました。
仕事で帰らなければならない長女を釧路空港に送って知床に向かいます。フライトは昼頃なのでその前にどこかに寄ろうかと。
奥さんの話では和商市場がいいんだけど日曜で休みだろうとのこと。ホテルのフロントで聞くとまさにその通り。
和商市場を除くと、お勧めは昨日行った釧路湿原の細岡展望台とのことでした。
昨日、カヌーの後に行ってみたのですが靄がかかって何も見えませんでしたので行ってみようと意見一致。
もしかして次女夫婦がカヌーやっているところが見れるかもしれないねと、話しながら展望台にたどり着くと、マーシュ&リバーの係りの女性がいるではないですか・・・「今娘さん達が見えますよ」とのこと。
トランシーバでカヌーに「お母さん達が来てますよ」と連絡してくれて手を振り合います。
実態は、カヌーが二艘あって娘達はどちらの親がきているのかよくわからず手を振っていたとのことでした。
もう一艘のペアも娘達の前日にトマムで式を挙げた新婚さんだったのだそうです。新婚さん二組のペアの写真がマーシュ&リバーのブログページに掲載されています。
夫婦が通り過ぎるのを見送って長女を空港に送ります。
娘夫婦とは結局、この後も、羅臼湖トレッキングとホェールウォッチングを一緒にすることになり、一緒に過ごす時間が多い旅でした。
羅臼湖トレッキングのブログには「親子一緒の新婚旅行」と紹介されてしまいます。
知床、ウトロにたどり着いたのが3時半ごろです。4時半の最終の遊覧船「オーロラ」があるとのことです。
ウトロ側から知床の先端まで行く「オーロラ」は10時の一本だけで後は途中のカムイワッカの滝で帰るコースになります。
船に乗る前に時間があるのでオロンコ岩に登ります。
オロンコ岩の上はお花畑になっていました。
後でわかったのですが、カムイワッカで帰るのはヒグマ目撃率が50%くらいで、知床の先端まで行けば98%程度でほとんどが見れるのだそうです。
下は遊覧船「オーロラ」のヒグマ映像です。フルスクリーンで見てるとヒグマが可愛く思えてきます。
この映像は 7月6日とあります。
6日は実は他の小さいクルーザーで知床の先端まで行く予約をしていたのですが、悪天候のためキャンセルになりました。オーロラ号は船が大きいので出たのだと思います。
4日はヒグマは見れませんでしたが、イルカと鹿を遠くに見ることができました。
鹿は船を降りてから旅館に向かう間に数多くたむろしているのを見ることになります。
目の前の硫黄岳、羅臼岳も雲の中です。結局今回は一度も羅臼岳の全貌を拝むことはできませんでした。
天候は目まぐるしく変わります。彼方の知床岳がほぼ全貌を現してくれました。
船から降りて向かったホテルはネットも携帯も通じない場所にありました。会社のことは忘れさせてもらうことにして、気持ちの良い露天風呂を楽しみます。
宿は羅臼岳登山の基地になるところのようでした。食事の時にお隣の老夫婦(自分より御歳の方だと思います)は、今日羅臼に登って来たとのこと。
今回は1週間滞在して、6つの山に登り、百名山の北海道分を終え、関東地方の山5つを残すだけ、とお話しておられました。
百名山を目指すのはもう無理でしょうし、目指すつもりもありませんが、体力を維持して山登りを含めたアウトドアを出来る限り、楽しんで行きたいと思います。
明日はいよいよ、羅臼湖トレッキングです。