『ボストン美術館展』、『六本木クロッシング2010:芸術は可能か?』の二つの展覧会を見て、ちょっと疲れ果てました。
今年は「マネ」と「ボストン」と二つの絵画展を見れて幸せでしたが、今年最大のイベントになるのではと思う「オルセー」が来るので、是非見てみたいと思っています。
『オルセー美術館展』(国立新美術館5月26日~)の副題は「ポスト印象派」となっています。印象派後にでてきた画家たちと言うことで、ゴッホ、セザンヌ、ゴーギャンが含まれるのだそうです。5月20日(金)の日経第2部に特集され、周辺の記事がていました。
オルセー改装の機会に115点が来日するそうです。マネ、ボストンが80点程度ということですので、規模が大きいものになるのでしょう。5月末、ないしは6月初めにまた帰る予定があるので観に行ってみたいと思います。
できれば渋谷BUNKAMURAミュージアムで既に始まっている「ストラスブール美術館所蔵ー語りかける風景 コロー、モネ、シスレーからピカソまで」展(5月18日~7月11日)も触手を伸ばしてみたいと思っています。
六本木ヒルズのスカイデッキ(というのはどんなものか知りませんが)には、長い列ができていて、パス。展覧会とセットの展望台で360°の東京を楽しみます。すぐ近くの東京タワーが小さく見え、箱庭状態です。
スカイツリーが遠くに霞んでいます。映画の「三丁目の夕日」効果でスカイツリーの周辺も人が押し寄せているとのこと。
いましか見れない姿を見ておきたい、あるいは歴史の証人になりたいといういのもなんとなく分かりますが、まあ、「くま」は出来てからでいいかなと。
食事できるところを探して、「マドラウンジ」へ。ランチタイム終了とのことでお高いハヤシライスとサンドイッチを。「30分以上待つけどいいんですか?」と注文を嫌がる風。
ランチタイムに人が押し寄せて疲れきっているみたいでした。
さらにコーヒー頼んだら一杯800円。食後にお持ちしますか?食前ですか?と聞かれて「食前」とお願いします。
話をしながら待ちますがコーヒーが来ません。たまりかねて通りかかったオネエサンにコーヒーこないんだけどと聞くと、お待ちくださいと確認に行きます。
また少し待たされてから、戻ってきて「ホットにしますか?アイスにしますか?」と聞きます。確かにどちらか聞かれた覚えはなかったけど、「今聞くのかよ?」と声にはださず、少々ムッとします。
コーヒーはキャンセルして、ようやく来たぬるいハヤシライス食べながら、高い場所で飯をたべるものではないなと後悔。
下に降りると入り口のところでライブをやっていました。かなりの人が集まっているのでそれなりに有名な人たちなのかもしれません。
六本木ヒルズ周辺はさすがに、おしゃれなオネエサンがおしゃれな犬連れてお散歩していたり、ブランド店が並んでいたり、ちょっと雰囲気が違います。
でも・・・六本木ヒルズ自体が庶民を集めてしまうので、セレブの街の閑静なと言う雰囲気ではなく・・・田園調布に雷門があるみたいな活気のあるカオスが・・・面白い感じです。
これはなんの店?と思ったら、辻口博啓(つじぐち ひろのぶ)という有名なパティシエの数多くあるお店の一つのようです。(辻口博啓公式サイト)
石川県七尾の和菓子屋に生まれながら洋菓子職人を志し、パティシエのワールドカップ「クープ・ド・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー」のあめ細工部門で優勝。テレビの鉄人対決にも出演経験を持ち、世間では超有名人みたいです。
シェフの写真を見て、東京駅のオテル・ドゥ・ミクニで、確か同じような感じで、オーナー・シェフの写真が飾ってあったなと思い出しました。
鉄人達のお店やシェ・イーノとかシェフの名前で人を集める店は前からあったのだと思いますが、写真の二人はともに外国で努力を重ねてきて実力を認められ、多くのチェーン店を持ち、日本をリードする気概を持った人たちなのでしょう。
・・・自分の顔が看板になるというのはすごいなと思います。
でも・・・
なんとなく、ビッグコミック「華中華」の満点大飯店前の島野シェフの等身大看板を思い浮かべてしまいました。
自分は東京都出身ですが、「都立六本木高等学校」は聞いたことがありませんでした。後で確認したら。H16年創立の若い学校ということです。
昔、特に理由はないのですが「九段高校」と「広尾高校」という名前がおしゃれな感じがしていました。
六本木高校もかっこいいな・・・と思うのですが、どうもバックにアン・ルイスや荻野目洋子が流れてきてイメージがしぼみます・・って自分のカラオケの十八番が悪いのか・・・
麻布十番商店街の看板を見ながら暗闇坂を登っていくとオーストリア大使館があります。
上りきって、六本木ヒルズから見えた特徴のあるマンションを見ながら大黒坂を下ります。坂の言われの大黒天大法寺が坂の途中にあります。街の歴史を語る様々な標識は歩いていてとても楽しみです。
坂を下るとオープンカフェが軒を連ねている広場にでてきました。そのうちの一軒でお茶しながら、疲れたので、途中で買い物して我が家で食事することに相談がまとまります。
我が家で手巻き寿司で焼酎飲んで例のごとくテレビを見ながら寝てしまいました。