8月27日、Face Bookのおかげで知った、Minako “mooki” Obata Summer Live Tour 2016 に。
いつものジジイの、確認の甘さで、17時開演とのところ、のんびり歩いて18時にNature Garlandに到着。
「前半がそろそ終わりますが、すぐに後半が始まりますから」・・って、えっ・・・
演奏途中に音立てて中に入ってしまって、前半最後の曲を聴かせていただきましたが、大変失礼なことをしたと萎縮します・・・
4月から半分を千葉で過ごすようになり、まだ、ドラスティックな変化はないのですが、表面上、変化したのは、美術環境と音楽環境になるのかも知れません。
美術で言えば、今まで行ったことのなかった、東京都庭園美術館、根津美術館と横浜美術館を訪れることができたのが、嬉しくて、絵がますます好きになりつつある気がしています。
加えて、ゴールデンウィークにフィレンツェ、ローマ、ヴァチカンで多くの絵に触れ、イタリアに行く前にはどちらかというと敬遠気味だった、ルネッサンス期、ルネサンス期前の絵までに興味が広がってしまって、ジジイの頭の中は大混乱です。
音楽に関しては、今までは、今夜のドラム、鶴谷さんの結成されている「白鶴山」の同じNature Garlandでのライブを愉しませていただいたりしていましたが、敦賀ではなかなか音楽に触れる機会がありませんでした。
Billboard大阪の存在を知り、ダイアン・バーチ、アラン・トゥーサンを聴きに行きましたが、当然酒飲みながらなので、宿泊覚悟で行かねばならず、なかなか良い機会がありませんでした。
トゥーサンは来日の年の暮れに亡くなられたので、最後にライブに接することができて、思い出になりました。
そう言えば、その年は奥さんがチケットを取ってくれて、暮れにBlue Note東京でナタリー・コールに行来ました。
なにか物憂げな、と思っていたら、やはり、体調が悪かったそうで、翌日からの公演をキャンセルして帰国、暫くして訃報に接します。自分が行くと皆いなくなってしまう・・・と、ちょっと落ち込みました。
今年は、既に、ボブ・ディランに始まり、古賀マリ、JUJUとライブを愉しみ、この日のライブ、さらに10月にメロディ・ガルドー、12月に福原美穂と予定が決まっていて、昨年までと様変わりです。
ということで、半分しか参加できなかったライブでした。会場が狭く、聴衆も多くはないのですが、自分にとってはMinakoさんの、ヴァーカルをじっくり聴ける、いいライブなと思いました。
終了後に、メンバーを交えてのパーティが開催されるとのことで、ボタン亭のYusukeさんが、音楽を楽しむ様子もなく、汗だくになりながら、階段を往復されているのが、お気の毒な感じでした。
アフターパーティが有るためだと思いますが、ライブ中は飲み物しかなくて、「914」とスパークリングワインを、当てナシで飲んでたら、ちょっと酔いが回る感じ。
社交的なことは苦手なくまさん、パーティはパスさせていただき、ほろ酔いで、でも、雰囲気を壊したくなくて、どこにも寄らずに、帰宅しました、
今年の10月末には敦賀を引き払い、全面的に、千葉での生活に移行します。
美術と音楽に接する機会は、格段に増えるのだとは思いますが、同時に年金生活への切り替えにもなるので、もてあますヒマとお財布のバランスの問題もあり、飛躍的に、生活が変化することにはならないのでしょう。
いずれにしろ、これが敦賀での最後のライブ参加になるのだと思うと、少し感傷的に・・・アディオス敦賀。
最後にMinakoさんのPVを・・・