ワシントン・ナショナル・ギャラリー展を満喫して、国立新美術館の地階のカフェで一休み。ちょっと早めですがCotton Clubに向かいます。
Cotton Clubのサイトの説明を引用させていただきます。
「デューク・エリントン、キャブ・キャロウェイ、リナ・ホーンら、音楽史にその名を刻む大スターたちを誕生させた伝説のクラブ『COTTON CLUB』。
それは、禁酒法時代の1920年代、N.Yハーレムで最も輝いていたナイトクラブです。
「Club Deluxe」とも呼ばれたその店には、連夜、着飾ったセレブリティたちが集い、最高峰のエンターテインメントを愉しむと同時に、社交の場として華やかなシーンを創り出していたのです。
その『COTTON CLUB』の黄金期にあった華やぎや活気を甦らせたい。そして、現代にふさわしい大人のための社交場にしたい。
2005年11月22日、そのような熱い思いを込め、エンターテインメント・クラブ『コットンクラブ』は東京・丸の内に誕生しました。
海外アーティストを中心とする実力者たちが繰り広げるエキサイティングなライヴ、大人たちのくつろぎの夜にふさわしいエレガントで落ち着いたインテリア、細やかなおもてなし、そしてステージと共に堪能する本格的な美味の数々。
現代のセレブリティのための空間『コットンクラブ』から、いま新たな伝説が羽ばたいています。」
ニューヨークではJazz Clubでもフラッシュさえ焚かなければ撮影は自由でした。日本は美術館でも博物館でも撮影禁止ですし、中での撮影はできないだろう。
預けてしまおうかなとクロークで訊くと、演奏時間以外なら撮影はOKとのことで、カメラは持ち込むことに。
今日の演奏はギターChuck Loebのバンドです。フィーチャリングボーカルは奥様のCarmen Cuesta。
Wikipediaの日本語版に下記のような彼の紹介がでていましす。
今まで外国の音楽家をWikipedia日本語版で探して、見つからず、英語版に飛んでようやく見つかる場合が多々ありました。
要するに日本での知名度を測るスケール代わりになるような気がして面白いと思っているのですが、Chuk Loebは日本語版で見つかったということです。
Chuck Loeb(Chuck Loeb)は1955年ニューヨーク生まれ。
バークレー出身で、ニューヨークのフリーランスギタリストとして活躍し、Stan Getzのバンドに参加していた時にシンガーソングライターの奥さんと知り合った。
昨年、Lee Ritenour達のFour Play にLary Carltonの後任として参加することになったとのことです。
演奏の記憶が詳らかではなく、You Tubeを当たってみると、多くの動画がアップされています。
ストーンズのCharlie Wattsがドラムをたたいている”Satisfaction”がありました。
この間見たふくよかで穏やかなおじさんの姿から想像出来ないほど、ピリピりした感じの”Come Together”
奥さんも昔はきれいな人でした、って失礼な言い方だけど・・・自分の大好きな唄、Stingの”Shape Of My Heart”を歌っている動画がありました。
一通り、演奏が終わりアンコールはお二人のデュオで締めくくり。
これで終わりかと思ったら、お店のアナウンスでお誕生日の人が呼ばれて、皆の拍手の中、ケーキが運ばれて行きます。
「うちも申し込んでおいたんだよ」って、奥さん。
最後に「くま」夫婦もアニバーサリのアナウンスがあり、ケーキが運ばれてきました。
しかも、他のお客さん達は入れ替えのため退席していきますが、我々は広い席に移って、ケーキと一緒に記念撮影をしてもらいます。「ゆっくりお召し上がりください」と・・・
と言われてもあまりゆっくりできる性格でもなく、そこそこにケーキをいただき、大満足で帰りました。