The Last Mohichan (Machu Picchu)

2013年のMachu Picchu行きのときの写真をもとに作成した動画です。

相変わらず、興味はスティール写真にあるので、動画については、コンデジでMovieを撮影する程度です。

You Tubeにアップした敦賀短大のクリスマスコンサートにおける田崎栄爾さんの動画はそのコンデジ動画です。

MOVの変換ソフトの選択がよろしくなく、ソフトの宣伝の文字が画面に残ってしまっていましたので、やり直し、最近、再アップし、旧版は削除しました。

もう一つ、翌年のクリスマスコンサートで”White Christmas”をアップしている「たけふプティ・アンサンブル」の演奏があるのですが、曲がテレサ・テンで、ちょっとクリスマスにふさわしくない感じがして、アップに足踏みしたまま時が過ぎ行きて、というところです。

ちなみに、ペルー旅行の時に動画を撮ったクスコのレストランのバンドの演奏があります。

そのうち、動画としてアップできそうなものがあれば、作成していこうと考えていたのですが、ファイルが行方不明で捜索中ですが、見つけられる自信を失いつつあります。

※「たけふプティ・アンサンブル」の敦賀短大クリスマスコンサート演奏

ということで、今回もスティールをつなぎ合わせた「写真集」に音楽を貼り付けた作品ということになります。

ラストに載せている、Limaの動画には空港でゲットしたアンデスのフォルクローレを使用しました。

旅行したときに、欧米の旅行先ではあまり、民族音楽に興味がわくことはありませんでした。都会中心で音楽のルーツに触れるという感じがしなかった、というところでしょうか?

ニューヨークでジャズの生を聴くというのは自分にとって、日常の延長のような感じで、こちら側の世界の範疇というのでしょうか?音楽のルーツをたどるというものとはちょい違う気がします。

ハーレムの教会での「ゴスペル」はルーツに触れるという期待がありましたが、真の儀式とはことなる単なる催し物という感じで、上っ面を垣間見ただけで、寂しい感じがしました。

ブルース、カントリー、ブリティッシュトラッド、ファド、ケイジャン、ジャズ、ラテンアメリカ、インカ、アフリカン、中近東、つい最近知ったラディノ・・・日本の小唄、端唄などなどの音楽ジャンル・・・って、勝手に自分の興味がある音楽を並べただけで、正確な分類名ではないと思います。

お寺や城跡の歴史に興味を持つのと同じように、これらの音楽の歴史を探ることにも興味を覚え、トライしてみたい気持ちはあります。

自分の感覚からすると平城、平安時代から江戸時代の歴史の中の日本人はわれわれと比較すると異邦人という感じもします。

当然、我々のルーツなのですから、生活感覚に共通するところを感じる場合もあるものの、社会機構が異なること、人と人とのかかわり方の時代の違いから、ものの見方なども大分違うと思う。

それでも我が国の歴史を曲がりなりにも勉強し、当時ではこうであったろう、というバックグラウンドがあって、音を聴き、詩を見ると、そこにある音と文字の間の意味をなんとなく感じ取ることができるような気がするのです。

日本的な感覚で言う「わび」、「さび」を共有していると言うことなのかも知りません。

翻って、日本人ではない人達の、民族の固有性、すなわち、その生活、よって立つ民族自身の歴史、異民族の混淆の経緯など複雑なタペストリーあるいはペルシャ絨毯などにすり込まれている、民族感覚を理解することは難しいでしょう。

タペストリーやペルシャ絨毯の完成品を見て良いなと思う、我々の感覚と、それらの技術のよって立っている文化の人達の感覚には徹底的な違いがあるのだろうと・・・

自分がいいなと思うことの全てを知りたくなる、「悪しき完璧主義」にとりつかれた男の、ありとあらゆる、歴史と文化への、拡散しすぎて貫徹することなく、おまけに持続性のない「エセ探究心」が自分を突き動かすというころでしょうか・・・言い換えると思いつきで、浅い衝動ということですが。

と、まあ、書いてしまいましたが、歴史、文化の違いを超えて、心に触れるものがあるのは、経緯が異なったとしても、たどり着いた地点に、「人間」に、共有できるものがある、そのことはすばらしいと思いますし、人類汎用の感激はあるものだとは意識しているのです。

話が違う方向に行ってしまいました。

ということで、ペルーに行った時には、ともかくフォルクローレのCDを買おうということを考えていました。

本当は街のCD屋があればそこに行って、地元の人達が購入するものを買いたいと思いますが、団体旅行故、それはかないませんでした。

Machu Picchuの動画に使用させていただいた、AlboradaのCDはコリ・カンチャ博物館(クスコ 3,500m参照)でバックグランドで流れていた音楽に惹かれた奥さんがショップで購入した、「Meditaiton」というアルバムの曲を使わせていただいています。

コリカンチャのバックで流れている音楽を聴いていた時には、ヒーリング音楽という感じで、イージーリスニングバンドと思っていてあまり興味を示していませんでした。

帰国して奥さんにCDを借りてPCに入れたアルバムを聴いているうちに、アンデスの伝統的な音楽に根ざしつつ、現代的でコスモポリタンな音楽を目指している感じで面白い。

Deep Forestに出会ったときのような感激があって、好きになってしまいました。

AlboradaはリーダーのAyvar Sixtoが1984年に彼のホームタウンであるペルー、オコバンバ で結成したアンデス、ペルー古来の音楽に根ざしたバンドが出発点ということで、歴史のあるバンドの様です。

実はまだブログのペルーの記事は完成していなくて、少なくても後、2本の記事を作成中です。これに伴い、ペルーの動画もさらに作成予定なのですが、いつのことやら・・・

Alborada.pe/