大吟醸「あどそ」黒龍酒造が完成

2013年6月4日午前11時20分
2013年6月4日午前11時20分 黒龍酒造、黒龍特約店有志の会、味の郷が一体となって造った新商品「あどそ」をPRする同酒造の水野社長(中央)ら=2日、福井市のユアーズホテルフクイ
黒龍酒造(本社福井県永平寺町松岡春日1丁目、水野直人社長)と黒龍特約店有志の会(宮郷克典会長)、農事組合法人味の郷(さと)(大野市阿難祖地頭方(あどそじとうほう)、篠原孝康代表理事)は2日、昨年3者が同市阿難祖地頭方の黒龍酒造試験田で育てた五百万石を使った新商品、純米大吟醸「あどそ」を福井市内のホテルで発表した。県内特約店21店舗が4日から販売する。


酒蔵と酒販店、酒米生産者、消費者が一緒になって福井でできる最上級の地酒を造ろうと、田植えや稲刈りなどを進めてきた。商品名「あどそ」は県民公募で決めた。

発表会で水野社長は「これまでの黒龍にない新しい味となった」と説明。飲みやすさと爽やかな香りを大切にしながらも、精米歩合を50%に抑え、米のうま味もしっかり引き出している。720ミリリットル、2730円。

 今年は県内学生27人が五百万石の田植えや稲刈りに携わり、出来上がった酒をお世話になった人にプレゼントする「ありがとうプロジェクト2013」を行っている。記者発表では、この取り組みを学生9人が説明した。仁愛女子短大2年の柳川仁美さん(19)は「来年出来上がる酒を家族と一緒に飲み、お酒デビューを飾りたい」と話していた。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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