ワインの会へ

金ヶ崎から降りてきて、11時頃でしたか。

これなら気比神宮と八幡様お参りして、ギリで、ボタン亭に着くなと、余裕で歩き始めます。

20130127058ここの奥井海生堂、開いているのを見たことがありません。自分がここを通るのは週末しかないので、本店と同じ時間帯で平日の昼間しか開いていないということなのだと思います。

できれば、観光客相手に合わせた営業時間帯も考えてもらえると、自分も利用できて嬉しいけど・・・

金ヶ崎に登った時にあんなに天気が悪くなったのに、降りてくると雪は全く降らなくなり、道のあちこちで雪掻きが始まっています。

目が合うと、もう大変だよと言ううんざりしたような顔をされるので、思わず「御苦労さまです。」と言葉をかけてしまいます。

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皆さん、自分の家や店の前を除雪するので精いっぱいですから、歩道スペースは手つかずで、歩きづらくて、いきおい、車道を歩いてしまいます。天神様にまずお参りを。

牛さん、うずくまってたら、雪に埋もれてしまって、道真公のお役にたてそうもありません。

湯島天神のサイトに道真公と牛の関係について記載されています。

「天神信仰の中でも、天神さまと牛とは切っても切れないものがあり、古くより様々な縁起・伝承を見ることが出来ます。

道真公は承和十二年六月二十五日乙丑の年に、ご生誕になり、延喜三年二月二十五日の丑の日に薨ぜられます。

さらに、「菅家聖廟略伝」には、「自分の遺骸を牛にのせて人にひかせずに、その牛の行くところにとどめよ」と菅公自ら遺言をされた。

御遺骸を乗せた牛は、黙々と東に歩いて安楽寺四堂のほとりで動かなくなり、そこを御墓所と定めた、と書かれています。

ほかにも、天神さまと牛との関わりについての話が数多く見られ、道真公がいかに深く牛を慈しんでいたかも窺われます。」

なるほど・・・でも、道真公と牛との関わりは、もう少し直接的なものがあるのかという思い込みがありました・・

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気比神宮への近道が良く判らず、最短の道になるかどうか判りませんが、永賞寺で吉継公にお参りをしようと寄り道をします。

永賞寺の裏門は雪に閉ざされていて、山門からしか入ることができませんでした。雪が積もった吉継の慰霊塔にお参りします。

気比神宮境内は除雪が大分進んでいました。蕉翁が雪帽子と雪蓑を着ておられるのが愛きょうです。

気比神宮から神楽を八幡神社目指して歩いていると、向こう側をボタン亭のワイン会で時々お目にかからお茶屋さん、自転車で結構なスピードで走っておられました。

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もう70歳代半ばごろの御年齢かと思いますがお元気です。

気比神宮から神楽の通りを見渡すのはお気に入りの光景の一つです。アクアアトム前から港までの道は除雪が完全でなく真っ白でした。

神楽の道路沿いにある真宗の高徳寺に御挨拶、境内に入らずに失礼します。

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八幡神社に向う途中で、ウタさんの前を通ると、御主人と息子さんが雪遊びをしているところでした。遠くから御挨拶して、先を急ぎます。

八幡神社は雪に埋もれていましたが、お祓いの人が何組かおられて、結構お忙しそうでした。

ワイン会まであと15分。少し急ごうと、雪景色をゆっくり楽しむ余裕がなくなります。

青橋と赤橋の間の、グレーの橋というのでしょうか、三内と西方がくっきり見えていて、時間が無いのに立ち止まってしまいます。

20130127220岩籠りも撮ったのですが、ガスがかかっていて面白くないので割愛です。唐辛子の収穫忘れなのでしょうか、雪の中で赤くしおれています。

宮本酒店のワインの会はいつもはチーズの勉強会みたいな形で行われていて、今日は新年会みたいなものらしい。

4,000円の会費で、コースのランチと30本用意されたワイン、どれでも飲んでいいということで、大分お得な会です。

勉強のためにと、説明書きの写真を撮っておきますが、ほとんどピントが合っていないし、肝心な味と銘柄の記憶が全く一致しません。

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最初は快調に味わっていた「くまさん」、30本の半分も行かずに、ダウンです。

向いに宮本酒店のお母さん・・・社長が座っておられました。

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ワインについてはお婿さんを信頼してお任せなんですよ、と仰りながら、このワインは私に会いますねと、味の違いを指摘されて、さすがと言う感じ。

もっと驚いたことにはまるでペースが落ちません。

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自分の隣の年配の女性は社長さんとお知り合いらしいのですが、私は小さい頃からお酒に親しんでいるからねと、こちらも衰えぬ勢いで平然と飲み続けられておられます。

半分の15種類は越えなきゃ、とクイッ、クィッと行くのをよそに、自分は12〜3種類でダウンで、呆れて女傑の飲みっぷりを眺めていました。20130127268

酔っぱらってフラフラしながら時間をかけて歩いて帰る途中で、抽選の景品のカレンダーを落としたらしくて、部屋についたら、バッグが空になっていました。

久しぶりに街の中を堪能した一日でした。

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くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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