連休が明けても、お客さんの苦悩は続きます。
原子力に対する世間の大きなアゲインストの風に対して、どうすれば安全性を説明できるのか、あるいは安全性の説明は不可能なことなのか・・・
学会、業界、国、国の委員会が力を合わせて評価をして、その結果を持って、納得できる議論をすべきと思いますが、現在の状態はなにを議論すべきか、すらの指針が示されておらずに混迷を深めているような感じがします。
手順をおった評価、議論の結果で原子力が否定されたら、それでもなおかつ、即、停止ではなく、現実的な漸減路線シナリオを描く必要があると自分は考えています。
原子力発電を諦めて再出発するための論議の中には、代替エネルギーの足し算の議論だけではなく、使用する側のライフスタイルの変革の意志統合が必要だと思います・・・
原子力には量の面と年間の安定運転で一定量の供給をするベースロードと言う面があると思います。その安定的な大容量の電力を環境破壊のない形で代替エネルギーを確立することは現在では難しいと思います。
技術革新の努力により克服される面はあるでしょう。
と、お客さんの苦労があり、仕事が進まなくなっていると一言、言うのに大分寄り道してしまいました。
連休明けの12日(土)13日(日)は「びわ湖長浜ツーデーマーチ」があります。
土曜日は余り天気がよくなさそう。日曜日だけの参戦にして、土曜日は福井のGOLF5でグリップ交換とXXIOドライバをSRかSに決めよう、昨年のモデルがネットでは入手できなくなってきたので、もし無かったら今年のモデルでも買ってしまおう・・・
福井県立美術館の公式サイトの説明によると・・・
「ストラスブール美術館展」実行委員会では、企画展「ストラスブール美術館展 ―ゴーギャン、ピカソからローランサンまで―」を下記のとおり開催しますので、お知らせします。
フランスのストラスブール近・現代美術館の豊富なコレクションを中心に、シスレー、ゴーギャン、ボナール、マリー・ローランサン、マグリット、ピカソ等、近・現代ヨーロッパ美術の軌跡をたどる展覧会です。
ドイツの国境近く、フランス北東部のアルザス地域圏の中心都市ストラスブールは、10 館にも及ぶ美術館・博物館を擁し、古代の彫刻や絵画、近・現代美術、装飾美術をはじめ、考古学、民族学、歴史、動物学に至る多岐にわたるコレクションを所蔵しています。
中でも、建築家アドリアン・ファンシルベールの設計で1998 年に開館したストラスブール近・現代美術館は、欧州評議会やEUヨーロッパ議会のある今日のストラスブールの顔として、またヨーロッパの未来の象徴として構想された重要な美術館です。
コレクション総数は18,000点にも及び、その内容は、印象主義から現代の新しい美術の動きまでを網羅したもので、その規模は、パリ以外ではフランス最大の近・現代美術館といえます。
本展は、ストラスブール近・現代美術館の豊富なコレクションを中心に、シスレー、ゴーギャン、ボナール、マリー・ローランサン、マグリット、ピカソ他、19世紀後半から20世紀後半までの、ほぼ1世紀の間に活躍した59作家83点の作品を選び、近・現代ヨーロッパ美術の軌跡をたどるものです。」
Bunkamuraで見た絵と重なっているのは1/4くらいになるのでしょうか、ゼーバッハの絵も自分が好きだった絵はでていませんし、一番異なっているのはアルザス地方の地元作家を前面にだした試みになっているような気がしました。
ということで、違う展覧会として楽しもうと・・・
しかしながらその途端に、作品を支えている壁の汚さに唖然としました。
貼ってある壁布が薄汚れている感じのうえに、前にさした釘なのかビスなのかの跡の穴が絵の脇に幾つもあるのが目立っていて、気が散ること・・・
はるばる訪問してきた絵のおもてなしとしては、まことに失礼・・・と気になってしまいました。
また、出展リストは置いていませんでした。2400円の図録集を買うしかないとのこと。できれば無料配布する目録だけは用意して欲しいと思いました。
と、以前の「森と芸術展」に共感して、福井県立美術館がいいなと思ってファンになり、今回も楽しく拝見させていただきつつ、少し寂しい思いもあるという展覧会でした。
テレビのコマーシャルも効いているのか、大分お客さんも入っていたようですし、これからも色々な企画を計画して欲しいと思います。