LA Freeway

【2014年12月4日の弊ブログ「くまじいノート」の記事を移転しました。Guy Clarkさんのご冥福をお祈り申しあげます。】

Guy Clarkが訥々と弾き語りするのを黙って見守っていたTownes Van Zandtが邪魔しないように徐々に遠慮がちにギターを合わせていきます。

Elizabeth Cookがこれも遠慮がちにコーラスを付けていきます。

文章に記載した動画は削除されてしまいましたので全く別のLive動画です。

歌詞を整理して気がついたのですが、Guyは自分の歌ということなのでしょう、結構自由に歌詞を変えて歌っているようです。

この間、テレビで松山千春が、他人の造った歌詞は懸命に覚えるから間違わないけど、テメエが造った歌詞は細かいところはアブねえんだよ、って言ってるのを観てて、ありそうな話だと思いました。

Guyの場合は似たような感じでも、忘れる、と言うより、意味は違わないけど、気分でマイナーチェンジというところなのかなと言う気がします。

Elizabethがコーラス部を合わせようとすると、自分が覚えていた歌詞とちょっと、違うなと、若干戸惑いつつ、Guyの邪魔をしないように口ごもっているのではないかと思える場面があるということです。

でも、そんなところにも、Guy Clarkという人物が、周りの人間に認められて、愛されている様子を垣間見る感じがして、いいなと、なんとなく目の周りが湿ってくるのです。

勝手な思い込みで、うるうるしてる奴はお前ぐらいだ、という言葉が聞こえそうですが・・・

Townes Van Zandt LA Freeway?

勝手な思い込み、かもしれませんが、この動画は自分にとっては最近、見つけた動画の中で、かなりの上位にランクされる作品になります。

Claptonの”Outside Woman Blues”やWinwoodの”John Barleycorn (Must die)”もそうでしたが、アコースティックのソロは、自分の中では大抵の作品がOKなのですが、この動画は、上記の「うるうる」で、より、感動が深いというところでしょうか。

何回視聴したのだろうか・・・

ということで、これに替わる動画がなかなか選定できずに、長期間「僕の音楽」を占有してきたということの言い訳になります。

ここで、Guy Clarkのお勉強を・・・

Guy Clarkは1941年、テキサス生まれのテキサススタイルカントリー、フォークのシンガーソングライター、レコーディングアーティスト、プレーヤー。

肩書きが一杯付きますが、もともとはギターの製作者でもあり、自作のギターでの演奏もしているようです。

今までに20のアルバムをリリース、2014年のアルバム「My Favorite Picture Of You」はグラミー賞のベストフォークアルバムに輝いている。

Jerry Jef Walkerのレコーディングに”L.A.Freeway”と”Desperados Waiting for a Train”が採り上げられます。

Jerry Jeff Walker LA Freeway

これをきっかけとして、多くの歌手に曲を採り上げられるようになり、Guyのソングライター兼シンガーとしての「人生が花開きます。」

って、ちょっと古くさい言い方ですが、この2曲が”helped launch his career” と記載されている言い方にこだわってみました・・・関係のない話でした。

Guy Clarkの曲を採り上げたアーティストをそのままコピーさせていただきます。

Johnny Cash, David Allan Coe, Vince Gill, Ricky Skaggs, Steve Wariner, Hayes Carll, Brad Paisley, John Denver, Alan Jackson, Rodney Crowell, The Highwaymen, and Kenny Chesney・・・

自分の聴いたことの無いアーティストも多いけど、どちらかと言うと、カントリー系というところなのかと。

Guy Clarkの名前は知ってましたが、彼自身のアルバムは持って居ませんでしたし、どういう人なのかも明確には存じ上げませんでした。

今、Guyのアルバム5枚と彼を取り巻くアーティスト達が造ったトリビュートアルバム「This One’s For Him」を持っています。

曲名を知らなくても、あれ、どこかで聴いたことのあるという感じの懐かしさあふれる曲で満たされていて、えらく幸せな気持ちになるのです。

下の動画は全く知らないデュオですが結構いいなと。

“L.A. Freeway”  Lyrics  by Guy Clark

Pack up all your dishes.
Make note of all good wishes.
Say goodbye to the landlord for me.
That son of a bitch has always bored me.

Throw out them LA papers
(And that )Moldy box of vanilla wafers.
Adios to all this concrete.
Gonna get me some dirt road back street

If I can just get off of this LA freeway
Without getting killed or caught
(I’d be )Down that road in a cloud of smoke
To some land that I ain’t bought bought bought

Here’s to you old skinny Dennis
Only one I think I will miss
I can hear that old bass singing
Sweet and low like a gift you’re bringing

Play it for me just one more time now
Got to give it all we can now
I believe everything your saying
Just keep on, keep on playing

If I can just get off of this LA freeway
Without getting killed or caught
(I’d be)Down that road in a cloud of smoke
To some land that I ain’t bought bought bought

And you put the pink card in the mailbox
Leave the key in the old front door lock
They will find it likely as not
I’m sure there’s something we have forgot

Oh Susanna, don’t you cry, babe
Love’s a gift that’s surely handmade
We’ve got something to believe in
Don’t you think it’s time we’re leaving

If I can just get off of this LA freeway
Without getting killed or caught
(I’d be)Down that road in a cloud of smoke
To some land that I ain’t bought bought bought.

I can just get off of this LA freeway
Without getting killed or caught
(I’d be)Down that road in a cloud of smoke
To some land that I ain’t bought —

Pack up all your dishes.
Make note of all good wishes.
Say goodbye to the landlord for me.
That son of a bitch has always bored me.

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