ボジョレーヌーボーとラピスラズリ

11月20日の午前0時がボジョレーの解禁日ということで、20日にボタン亭、21日に「やまとも」でボジョレの会があるとの案内が来ます。

ワイン勉強中の身で、恐れ多いのですが、正直言うと、ボジョレーヌーボーは少々苦手です。まあ、お祭りには参加しておこうと。

和食を選んで、「やまとも」の会にでかけます。

サントリーワインのホームページの記述をお借りして、ボジョレのお勉強させていただきます。すいません、ほとんど丸写し状態です。

サントリーの提携しているボジョレが文中にでてくる、ジョルジュ・デュブッフというワイナリーの様です。

「ボジョレーは、フランス・パリの東南に位置するブルゴーニュ地方の南部に広がる地区で、なだらかな丘陵地帯です。

その名は、「美しい高台」を意味するボージュBeaujeuに由来しています。

花崗岩質、石灰粘土層の土壌で、ボジョレーの赤ワイン、ロゼワインの元となる、黒ぶどう「ガメ種」との相性が非常によい土地です。

ぶどうが収穫できるのは、年に一度きり。ボジョレー地区で夏の終わりに収穫したぶどうを、その年のうちに仕上げた新酒、それがボジョレー ヌーヴォーです。

本来は、ぶどうの収穫に感謝し、祝うとともに、その年のぶどうの作柄を確かめるためにつくられたとも言われておりフレッシュでいきいきとしたおいしさが魅力です。
ボジョレー地区では、紀元2世紀ごろからワインづくりが始まっていたとされています。

冷蔵設備のない時代、人々は近くの醸造所でワインを量り売りで買っていました。そうして、できたてのワインを愉しんでいたのです。

ボジョレーのワインはボジョレー地区周辺の限られた地域の人たちだけの愉しみでした。

1951年、フランスは、軍隊への供給を確保するために、ワインの出荷を12月15日まで制限するという省令が出されます。

それに対し、ボジョレー生産者協会はフレッシュなボジョレーの新酒を、早く販売したい、と申請を起こします。

そしてその想いが通じ、その年の11月13日に「12月15日の解禁を待たずに、販売できるワイン」の許可がだされました。

この時初めて「ボジョレー ヌーヴォー」と呼ばれるワインが正式に誕生したのです。

そうして誕生したボジョレー ヌーヴォーが、世界中で飲まれるようになったのは、第2次世界大戦後のことでした。

その背景には、醸造家ジョルジュ デュブッフの努力がありました。

ジョルジュ デュブッフは地酒であったボジョレーワインの素晴らしさを、もっと多くの人に知ってもらいたいと考え、ばらばらだった、ぶどう農家やドメーヌ(ワイン生産者)をまとめあげます。

「LE BEAUJOLAIS NOUVEAU EST ARRIVÉ !(ボジョレー ヌーヴォーがやってきた!)」というポスターとともに、大々的なイベントを共同で行い、世界中の人にファンを増やしていったのです。
ボジョレー ヌーヴォーが世界で注目を集めると、ワインの売り手たちは、いち早く出荷しようと競いはじめました。

その結果、質の悪いワインも出回ってしまい、せっかく世界に認められたボジョレーの評判を落としかねないほどでした。

そこで1967年、フランス政府は、ワインの品質を下げないために解禁日を11月15日とし、解禁日までは販売も、飲むことも禁じました。

ところが、フランスは安息日に働かないお国柄で、この日が土日や祝日になると運送がストップして出荷ができなくなってしまいました。

1985年、フランス政府は安息日に重ならないように配慮し解禁日を変更します。

それが現在の「11月の第3木曜日午前0時」。

ということで2014年は11月20日が解禁日ということになるわけです。」

ボタン亭には当然、解禁日前に送られてくるわけですが、11月20日まで、開封を禁ずるというシールが貼られているのだそうです。

イタリアの新酒(ヴィーノ・ノヴェッロというらしい)も含めて、何本開いたのでしょうか・・・

いい加減酔っ払ってくると、隣にいた女性が、腕にはめている腕輪の自慢話を始めます。

「大好きな石なの、ラピスラズリよ」って人にブレスレットを見せつけてきます。

くまさん、ラピスラズリに関しては、「わかさはいかい」”フェルメールからのラブレター展“でちょっと調べたので、つい、おっ、フェルメール・ブルーですね。と応えてしまいます。

フェルメール?なに、それ。えっ?いや、絶対知ってるよ。

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彼女がスマホで調べると「真珠の耳飾りの少女」がヒットします。ああ、これ見たことある。

そのターバンの青がラピスラズリの青だよと。

しかしながら、くまさん、逆にラピスラズリのブレスレットというのがあることを知りませんでしたので、勉強になりました。

帰ってから調べてみると、ラピスラズリは「幸運を招く石」、最古のパワーストーンと言われ、邪気を退け、正しい判断力を高め、最高の幸運を呼び寄せてくれるという効果があるということです。

Amazonや楽天でピンからキリまでの値段で、製品がでているので、自分が知らないだけで、女性にはごくありふれたブレスレットのようでした。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

2件のコメント

  1. いやいやこのところ精力的にブログ交信をしていらっしゃるのでお元気なのでしょう。 今回はボジョレーヌーボォーですか。ワイン、結構ですね。お幸せそうなくまじいさんの微笑み、ゆったりとホンワカと撮れてますよ。 いえねっ、私はここ十年以上、ずっと焼酎です。ワインはほぼ全く知りません。もとより、自分は妻の評価によれば、味覚嗅覚が欠落しているらしいのです。 ところで、なんやら私の同級生と似た人が写っている??????

  2. ありがとうございます。
    いつものことなのですが、遊び廻っていて、写真が溜まる一方です。
    ワインの会に参加している方のお名前を全て存知あげているわけではないので、確認してみます。きっと、女性の向こう側でうつむいておられる方のことですよね。
    ワインは一人では飲みにくく、普段は飲んでいません。 基本的には芋焼酎派ですが、最近お店では日本酒が多くなってきています。
    と言いつつ、部屋では食事の準備をしつつ、ビールや「余市」の水割りとまあ、要するに何でもありなのですが・・・

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