神宮寺の「碧の祈り 天地創生」は18時開演、17時開場。
朝2ぐらいで出て、昼飯食べながら、時間をつぶしつつ行こうと出発します。
御朱印をもらっていないところと、まず「石観音」に向かいます。
本堂に近い駐車場まで上がっていくと、枝垂れ桜が満開状態でした。
緑とピンクの色合いが陽射しに映えています。
バスの団体さんがいて、境内はにぎわっていました。
前にお詣りした時は、誰もいなかった記憶があり、賑わいに戸惑います。
前は時間帯が遅かったのか、工事中かだったのでしょうか?
御朱印をいただき、本堂に上がると木で造られた手足型を自由にもって帰れと、
家で毎日拝んで祈願がかなえば、返納し、新たな手足を制作する費用をお布施するのだそうです。
両ひざに弱点のあるくまさん、両足を頂き、部屋に祀らせていただきました。
「若狭町 名水スポット」の「石観世音菩薩由来記」に下記の記事がありました。
「御本尊は一大花崗岩に刻まれたる石観世音菩薩にて南面せらる。
弘法大師一夜の御作にして桓武天皇延暦年間の草創なり、と言えば、大師入唐以前の作なりべし。
大師若狭の地に遍歴せらるゝや此地の風光明媚なるを愛でられ、此山に宿らるる。
或夜霊像御彫刻中、妙法石上鶏鳴聞えたれば、僅に右手首より先を残して飄然下山せらる。故に片手観音なり。
されば手足のさわりは元より、諸病に御霊験灼にして不可思議なる事実又多し。
宣なるかな。各地より参詣者常に踵を絶たず、当山の諸建築什物等一として信者の寄付ならざるは無し。」
石観音様は秘仏で、御開帳は33年に一度、次回の開帳は2026年10月ということだそうです。
2年後、78歳か・・・敦賀の新幹線も開通していることだろうし、動ける状態だったら再訪してみるか。
石観音からさらに奥に登っていくと、桜並木が続いています。
並木の中に点在している枝垂れがきれいでしたが、ソメイヨシノは盛りを過ぎ、桜吹雪が舞っていました。