
久しくお休みして、本当は2月の京都の続きなんだけど・・・
整理中に目についた写真から行こうと。
写真は大阪ビルボードのライブの翌日、参列した従兄の49日、覚雲山浄栄寺です。
1616年、浄土真宗のお寺として開かれ、善乗法師の開山ということです。
以前、伯父の法事の時に調べて知って、ブログに書いたのですが・・・
江戸文化人のサロン的なお寺として機能していたところで、興味を惹かれました
当時の住職七世性海、八世壽徴(雪仙)が文人を保護し、
戯作家、蜀山人太田南畝、江戸琳派の祖とされる、酒井抱一らがたむろしたようです。
壽徴の子が抱一の養子(酒井鶯蒲)になっていることからも濃密な関係が想起されます。
酒井抱一作の「富士登龍図」のレプリカが壁に飾られています。
本物は大江戸美術館に寄贈されたのだそうです。
自分は正直言うと、「日本画」にあまり入り込めませんでした。
会社のカレンダーの石踊達哉さんの絵は良いなと思っていました。
薬師寺で観た平山郁夫の「大唐西域壁画」に驚愕して感銘を覚えました。
そのほかに高山辰夫、岡鹿之助、村山槐多、三上誠などなど、好きな画家はいましたが、いずれも、日本画という意識ではなかったように思います。