自分の子供は二人とも女の子で、男の赤ちゃんに身近に接するのは初めてです。
まあ、赤ちゃんのうちは違いはおちんちんの有無だけで、男も女もなさそうです。
赤ちゃんを抱っこするのは下の娘以来ですから、30年ぶりにもなります。
帰宅すると、リビングに小さいベッドが置いてあり、赤ちゃんが寝ていました。
しばらくは触るのが怖くて寝てるところを、覗くばかりでしたが、
あまり泣き止まないのでおそるおそる抱っこします。
抱きあげて一旦、泣き止みますが、すぐに、ぐずぐずと泣き始めます。
娘が来てくれてパスオン。 ホッとしました。
長女が生まれたての頃、奥さんがお出かけの時に子供に泣かれたときを思い出します。
同じように、抱っこするとしばらくは泣き止むのですが、すぐに泣き出します。
ミルクをあげて、オムツを変えても泣き止まず・・・
お前はおれをいじめたいのかとこっちが泣きそうに・・・
当時も子供虐待の事件はありました。
こういう時に境目を超えてしまう人間がいるのかも、などと、感じていました。
育児に関して、最近、考えたこともなかったので、口幅ったいのですが。
抱いてばかりだと、抱き癖が付く、と言います。
幼い頃の依存する気持ちが人間形成に大きく影響を与えることはあるのでしょう。
自分が親の時には、子供に強く育ってほしいといういう気持ちが強く、
抱き上げたい、という気持ちを極力我慢しようと考えていたこともあったと思います。
すぐに負けてしまっていたような気もしますが・・・
今、30数年経過して、自分も成長したのか、(するか、ってぇ〜の)
甘えん坊になったっていいじゃないか。
幼い頃に親の肌に密着して生きて行くということは大事なのではないか。
親の存在を肌の感触で記憶している人間が増えてくれば、
社会は優しくなって行くではないのか?
甘やかされて育った結果としてひどい事ができる人間になるのだろうか・・・
厳しいしつけ、あるいは子育て放棄の結果としての突き放しの結果、
ぎすぎすした人間になってしまうということはないのだろうか・・・
まあ、可愛がれるときに可愛がってしまえ、という無責任な気軽さから、
甘いじっちゃんへの道をまっしぐらに進んでしまいそう。
そのうち娘夫婦から、ジイジは3m以内、接近禁止の御触れが出るかもしれません。