
以前、訪れた時には、華やかな枝垂桜を見せていた退蔵院。
龍安寺と同様、ホトトギスの花などの微かな色合いしかありませんでした。
まさに、紅葉の2歩手前?という感じの色合いの季節感です。
余香苑は昭和の代の作庭なのだそうです。
枝垂桜に飾られた状態では絢爛さに気を取られ、気が付きませんでした。
桜の衣を脱いだ余香苑を最下段から見上げると、確かに若い感じがします。
ガラス越しに池を眺められるお茶室で、お抹茶とお菓子をいただきました。
退蔵院を後にして敦賀に帰ります。
「一」で食事を。
看護師の娘から、死に際しての心構えの話をされます。
彼女の今の切実なテーマなのだと思います。
日頃考えたこともないくまさん、「そんなことは直前に考える」
と依怙地になって、ふくれてしまいます。
ちょっと、気まずいまま、アパートに戻り、久しぶりに川の字で寝みました。