The Sky Is Crying

“The Sky Is Crying”はエルモア・ジェームズの作品で、1959年にレコーディングされたブルースのスタンダードナンバー。

また無知を晒してしまうのですが・・・

デレク・トラックスがスーザン・テデスキと結婚し、自分のバンドだったデレク・トラックス・バンドをテデスキ・トラックス・バンドに変えたんだろうな、と言う当たりはフォローしています。

と言って、メンバーの内容まで詳細には解っていませんが・・・

自分の興味はスーザンにあったのですが、唄は大好きで、同士という感じなんだけど、女として惚れるというのとは違うなと思っていたので、あまり嫉妬は感じませんでした・・って何言ってんだろ・・・

そうです、デレク・トラックのことを全く知らなかったということです。

デレクはオールマン・ブラザース・バンドのオリジナルメンバーであるブッチ・トラックスの甥に当たるのだそうです。

オールマンはレコードは持っていたのですが、最近は興味の外にありました。

オールマン・ブラザースデュアン・オールマンのバイク事故で亡くし、次いで、翌年にベースのべりー・オークリーもデュアンの事故現場のすぐ近くでやはりバイク事故でなくなるなどの不幸が重なります。

加えてメンバー同志の音楽的対立により2度の解散を経験しますが、グレッグ・オールマンとブッチ中心に再々結成され、今でも活躍中なのだそうです。

デレクは1999年にそのオールマンに参加しており、平行して自分のバンドとしての活動をしているということのようです。

ちなみに、デレクはクラプトンのデレク・アンド・ザ・ドミノスのバンド名から来ているのだそうです。デュアンがドミノスに客演したことがきっかけとなったとのこと。

ついでに調べたドミノスの記事でちょっとショックを・・・

ドミノスのメンバーのボビー・ウィットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードンと言う名は昔、色々なレコードクレディットで、よく見る名前でした。

Wikipediaではデラニー＆ボニーのツアに参加して、彼らを気に入ったクラプトンが引き抜いたという書き方になっていて、デラニーの意思に反してというニュアンスを含んでいることが気になりました。

デラニｰとクラプトンが険悪になったということなのかしら・・・

ミュージシャンの離散集合は常で、どちらかというと彼らはセッションミュージシャンというマインドの人達で、気が合って一緒にやることになるのはごく自然な流れではないかと思うのですが・・・

まあ、ジョージ・ハリソンから奥さん奪ったり、とクラプトンさん、我が儘坊やの面も多分にあるのかもしれません。

実は、もっとショックなのは、その後のことで、アルバム作成後にデュアンへのメンバーへの正式参加のオファーを断られたことを契機に、クラプトンとゴードンが不仲になったとのこと。

その後、クラプトンはジミ・ヘンドリックの死にショックを受けたことがきっかけで、一時的に薬に走り、クラプトンのみならず、レイドル、ゴードンも薬害に蝕まれて行きます。

レイドルは1980年にアルコールと薬で死亡、ゴードンは精神疾患に陥り、音楽を廃業。1983年に母親を殺害した罪で懲役刑となり、現在も病院に収監された状態にあるのだそうです。

※以下を参照させていただきました。

Wikipedia；デレク・アンド・ザ・ドミノス(日本語版＋英語版）
Wikipedia英語版；The_Sky Is Crying(song)

“The Sky Is Crying” Lylics