11月11日(日)は白山・手取川もみじウォークの2日目にあたります。
1日目のスーパー林道ウォークは7km完走ならず、5kmで終了。7km完走より写真を取った結果なので、納得ですが、紅葉も今一で、物足りなさが残りました。
今回は距離は17km、今年5月の長浜ウォークで20㎞に次ぐ距離となります。
といっても、ゴンドラで獅子吼高原の山頂まで行って、尾根筋を歩いて林道にでるとほとんど下りという行程なので、少しはらくなのかなと・・・
イベントに参加するなら、普段、自分では行かないところに触れてみたいと思いますので、新しいコースを年々工夫してくれるのは有り難いことです。
前日の夕方、宿泊の簡保の湯にたどり着くと、夕陽に紅葉が鈍く輝いていました。残念ながら、明日の天気予報は曇り後雨ということです。
簡保の湯の話では明日午前中には持つんじゃないかと期待を持たせてくれましたが・・・
朝、集合場所の白山市鶴木支所に行くと、駐車場が満杯・・・地図で別の駐車場を教えてくれますが、えらく遠そう・・・
ぎりぎりに来るこちらも悪いけど、街中の集合場所で、集合人数考えたら、駐車場がいち早くパンクするのは歴然としてるのでは・・・
ブツブツいいながら大分離れた河原の駐車場に車を停めて歩き出しますが、表示もないため、うろうろする人達が多く、お互い顔を見合せます。
ようやく支所に戻ると、開会式はとっくに終了して、全ての組が出発していて、係りの人が残っているのみいでした。慌てて、登録して、歩き始めます。
まだ、必死に支所に向って歩いている達もいました。
街中を抜けて、山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)にたどり着くと、ウォークのゼッケンを背負っていながら、先を急ぐ気配のない人達がが思い思いにお参りしていて、少し安心して、お参りをします。「七五三」のお参りの家族連れがあふれる境内は綺麗に紅葉していました。
白山比咩神社は白山山頂に奥宮を有し、全国2,000社ある、白山神社の総本社となる。
ご祭神は白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)=菊理媛尊(くくりひめのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)の三柱。
延喜式神名帳に記載された式内社、加賀の国一の宮(もっとも社格の大きい神社)旧社格は国弊中社で、神社庁別表神社。
別表神社とは社格制度廃止時に神職制度に関して、特別扱いされる旧官社や規模の大きい神社で、別表として記載された353社を指す。
石川県と福井県の別表神社は下記の神社が列記されています。 <Wikipedia>
神社名称 | 鎮座地 | 延喜式式内 | 旧社格 | その他 | 加列年 | |
石川県 | ||||||
白山比咩神社 | 白山市 | 小社 | 国中 | 加賀国一宮 | 1948年 | |
菅生石部神社 | 加賀市 | 小社 | 国小 | 加賀国二宮 | 1948年 | |
尾山神社 | 金沢市 | − | 別官 | 1948年 | ||
大野湊神社 | 金沢市 | 小社 | 県社 | 1966年 | ||
石川護国神社 | 金沢市 | − | 護国 | |||
福井県 | ||||||
氣比神宮 | 敦賀市 | 名神 | 官大 | 越前国一宮 | 1948年 | |
若狭彦神社 | 小浜市 | 名神 | 国中 | 若狭国一宮 | 1948年 | |
劔神社 | 越前町 | 小社 | 国小 | 越前国二宮 | 1948年 | |
藤島神社 | 福井市 | − | 別官 | 1948年 | ||
福井神社 | 福井市 | − | 別官 | 1948年 | ||
福井県護国神社 | 福井市 | − | 護国 | |||
神明神社 | 福井市 | 県社 |
暫く歩くとゴンドラ山麓駅に到着。ウォークの人間で行列ができて、延々と待たされます。
獅子吼高原は冬のスノーボードと、夏のパラセーリングが売りの様ですが、今の時期は訪れる人が少ないので、ゴンドラが間引かれている様で、遅々と行列は進みません。
公式サイトの説明によると“獅子吼”という名前は仏教語に由来し、「釈尊の説法によって悪魔や外道の徒が恐れおののくことを、獅子が吼えて他の獣がひれ伏すこと。」で意味は『熱弁をふるって正論をいうこと』とあります。
ようやく頂上駅に到着、皆勢いよく歩き始めます。暫くは気持ちのいい紅葉の山道が続きます。
天気は段々悪化してきていて、距離的にはまだ1/3も来ていない状態で、余り景色を楽しむ気持ちになれないようで、どんどん皆から置いて行かれます。
山道の途中で雨が落ち始めて。傘をだします。写真を取るのだんだん億劫になってきて、先を急ぎます。
山道を終え、林道にでるころには本降り状態となってしまいました。林道にでて、雨の中をひたすら林道を下ります。
大分歩いたなと思ったところで、後8㎞の標示が・・・まだ半分をちょっと過ぎたところなのか・・・
係り員が後ろから自分を抜いて行くので、ちょっとびびって、「俺で最後ですか?」と。「後60人位いるから大丈夫だよ。」と答えてくれます。
カメラを構えても、レンズが曇るだけで、面白いことないし、と写真は諦めて、ひたすら歩き出します。
ベビーカーに子供を乗せた夫婦(だと思うけど・・)がゼッケン付けて一生懸命歩いているのを見て少しビックリ。
いつもなら、人を抜くことはないけど、早足で歩き続けます。
アスファルトの道路をひたすら下り続けていると桃がパンパンに張ってきて、コムラがつりそうになってきます。
ようやく坂道が終わり、平坦な道にでると案内の人が、「もう少しですよ。頑張ってください。」ってまだ3kmくらい圧と思うんだけど・・・
スタート地点の鶴来支所に到着。お決まりのなめこ汁を御馳走になり、ほっと一息。
なめこ汁、まだまだ残っているようで、「いまから、お代わり自由ですよ〜」との呼び掛けに、ついご相伴にあずかりました。