金時山 0817’12

大文字焼の夜が明けて17日は、雨には縁がなさそうですが、薄く雲が空を覆っています。

蒸し暑そうで苦手な天候。

ゴルフ練習場の駐車場に登山の方駐車1日500円とあります。あまりの登山客のひどさに料金をとることになったのでしょう。

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ゴルフ場を通りこして、登山口の駐車場に行くと十分スペースが残っていて、余裕で駐車。
前回、もう少し先に行けば公時神社の前に駐車できそうなことは確認してあります。

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箱根湿生花園で「タマアジサイ」と教えてもらいました

「公時神社は、平安時代後期の武士、坂田公時(幼名が金太郎)を祭神として祀られています。

坂田公時は956年(天暦10年)5月生まれ、彫物師十兵衛の娘、八重桐が京にのぼった時、宮中に仕えていた坂田蔵人と結ばれ懐妊した子供とされる。

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八重桐は故郷に帰り金太郎を産んだが、坂田が亡くなってしまったため、京へ帰らず故郷で育てることにした。

成長した金太郎は足柄山で熊と相撲をとり、母に孝行する元気で優しい子供に育った。

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976年(天延4年)、足柄峠にさしかかった源頼光と出会い、その力量を認められて家来となる。名前も坂田金時(きんとき)と改名し、京にのぼって頼光四天王の一人となる。

990年(永祚2年)、源頼光や四天王たちは丹波の国、大江山(現在京都府福知山市)に住む都にでて悪事を働く、酒呑童子を退治する。

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坂田金時は1012年1月11日(寛弘8年)、九州の賊を征伐するため築紫へ向かう途中、作州路美作、勝田壮(現在の岡山県勝央町)にて重い熱病にかかり死去。

享年55だったという。

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公時神社で毎年子供の日に行われる「公時まつり」では国の指定文化財に指定されている湯立獅子舞が披露され、多くの人々で賑わいます。」(『箱根全山』、Wikipedia)

 

奥さんと娘は前回と同様、さっさと前に進んで行きます。「お父さんどうせカメラで遅くなるから。」って・・・

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歩き出すとかなりの湿度で汗が噴き出してきて、うんざりしてきます。カメラも湿気に包まれてなんとなく、もやっている感じ。

 

と言うよりも、どうもレンズが汚れていたのか、ぼんやりした写真が多く、整理していてがっかり・・・

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なにを撮ったのかわからない写真も多く、筆が進みませんでした。

 

延々と続くかと思われる、林の中を歩き続けて、ようやく、展望が開け、芦ノ湖やゴルフ場が眼下に見えてきます。

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ちょうどこのころから「シモツケ」が可愛い姿を見せ始めます。

湿生花園で「シモツケ」と「シモツケソウ」があるのを教えていただきましたが、これは「シモツケ」だろうと・・・

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「芦ノ湖西岸歩道」で知った、50m毎の標識を発見。

でも、全部で何番まであるのか記載されていません。起点がどこかも判りませんが(後で駐車場のすぐ上に起点があるのを発見しました。)

ここで30番ということは1500mは歩いたということか・・・

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この後、明神ヶ岳の分岐で標識が一気に300番台に大幅昇格してしまい、訳が判らなくなります。

明神ヶ岳から来る道がメインということなのでしょう。

登った時は明確に歩いた標識数を数えていて覚えていたのですが、これを書いている今、すっかり記憶が飛んでしまっています。

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途中ほとんど熱中症と言う感じで、歩みが重くなり、大分時間を費やして、頂上に到達。

下の写真のようになにかレンズが曇っているのか、ガスが薄くかかっているのかわからない状態が多かったのです。

まあいずれにしろ、富士山は雲の中で姿を見せませんでした。

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最後の急な登りのところでアゴが上がった状態で歩いていると、降りてきたお爺さん、「暑いね、もう少しですよ」と優しく声をかけてくれました。

「もう少しこの調子が続きますよね。」と自分に言い聞かせるように応えると、「そうね、でもあと丁度330歩だから頑張って」って・・・

この330歩は元気がでました。歩数を数えながら頂上へ向かいました。

ヤマホタルブクロ
ヤマホタルブクロ

奥さんと娘は「金時娘」の茶屋で二回目の登山を記帳しているのだ思い込んでいましたが、手前の茶屋のカップアイスの魅力に負けた様で、「お父さん、お父さん」と呼び込まれます。

アイスで活き返ります。

二人はすっかり茶屋の御主人と溶け込んで、色んな話を聞きこんでいました。

シロヨメナ
シロヨメナ

おじさん、いろんな話をしてくれて、こちらの質問に答えて、種々のハイキングの地図をくれました。

これから、箱根歩きをどんどんやって行こうと考えている「くま」家には貴重な資料となりそうです。

さあ、降りて「AZURE MOON」でカレーを食べようと、頑張っており始めます。

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くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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