9月29日のこと、「澪曳」

【本記事は結婚式に参列した子供を含めた、関係各位の写真を掲載していましたが、全て削除し、ご結婚のご当人+COCO AZUREのマスターの写真だけに絞らせていただきました。】

10月1日に自分の会社の厚生年金と健康保険の申請のために、千葉に戻ります。

同時に銀行で各種引き落としの手続きをして、これでようやく一連の会社設立の作業が終了することになります。

7月から始めて長い道のりを歩き、気もそぞろで、色々なことがおろそかになっており、自分の器量の狭さを改めて感じています。

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会社登記簿上の会社設立日は法務局に届けた、7月24日になりますが、きりのいい10月1日を実質上の設立記念日にしようかなと。

9月29日(土)に五縁の女の子の結婚式に参列、夜は「やまとも」で舟木酒造さんの利き酒の会があって、千葉に向うのは30日(日)になります。

結婚式の参列名簿は前の会社の所属でもいいし、興した自分の会社名でもいいよと連絡してありましたが、座席図には自分の会社名で、代表取締役の肩書きで印刷されていました。

挨拶もさせていただいたので、これが代表取締役の初仕事ということになります。盛大な結婚式で、大盛り上がりしていました。

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驚いたのは「COCO AZURE」のマスターが、バーに入ってカクテルを造ってくれています。

新郎新婦にマスター特製のカクテルを造ったということで、紹介されていました。お調子者のくまはすぐその特製カクテルを注文に行きます。・・・名前を聞くのを忘れました・・・お替わりに「スポモ二」を・・・

できれば色々楽しみたかったのですが、夜の部があるので控えめに・・・

結婚式から戻って、夜の部に控えて、ひたすら寝て、そろそろと起き上がろうとしていると、電話がなります。

電話は「ウタ」さんからでした。

前にウタさんから「黒龍から五百万石を使った、福井特約店有志の会のオリジナル商品がでる、ついてはネーミング募集することになったので、応募しないか?」

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と声をかけられて、喜んで参加させてくださいと、2日間程度考えて応募をしました。

最初、五百万にかけようと、五百を「いお」と読ませて、なにかないか、と考えましたが、なかなか良い物が浮かばず、語感から「みお」という読みがでてきました。

「みお」というとテレビドラマで有名になった「澪標(みおつくし)」(海や湖の浅瀬に水路を示すために立てた杭)を思い出します。

「澪(みお)」の語感、水に関係するサンズイが水が大事であるという酒に対する想いがこもっていい、この字を使おうと・・・

色々考えましたが、浅い水路を航行する際の水先案内をするという意味の「澪引く(みおびく)」に行き当たります。

120929-290「引」はマイナスイメージがあるので「曳」の字を当てて「澪曳(みおひき)」と言う名前で応募することに。

他の酒をリードする水先案内人の意味もかけたつもりでした。

この記事を見直しているのが2016年8月ですが、その後、大坂市の市章が「澪引き」を表していることを知りました。また、スパークリング酒「澪」が出てきて、ちょっと影が薄くなった感じもありますが・・・

電話の内容は「くまさんの応募作品が優秀賞に入選した。そこそこ善戦したが、最優秀には及ばなかった。」ということが電話の内容でした。

「黒龍」のホームページのお知らせを見ると優秀賞の欄に「くま」さんのお名前が名字だけでていると・・・さっそく確認させていただきました。

時間になったので、「やまとも」に向い、舟木酒造のお酒の「利き酒会」に参加。

向いに座られた、舟木専務のお酒に対する情熱溢れるお話を興味深く伺いつつ、お酒とお料理を楽しみました・・・

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特に酒米に対する果敢な挑戦の話が面白かったです。

「神力」で造った純米吟醸のさっぱりした飲み口、「こしひかり」で造った純米吟醸の甘いコクのあるお酒など舟木さんの挑戦の成果を堪能。

米により、扱いががらっと変わってくるので酒造りの工程が大変らしい・・・「杜氏には迷惑をかけていると思います。」との優しい言葉も・・・

どれも美味しいお酒でしたが、「山田錦」の大吟醸、小袋搾り、限定斗瓶囲い「たくみ」はさすがのお酒で、飲み飽きない、まろやかな味で洗練されたすごさを感じました。

結婚式では控えたと言いつつ、結婚式のお酒とお料理が応えていてお料理を大分残すことになってしまい、申し訳ない思いでした。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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