Google Earthで確認したら、サンフランシスコの起点をユニオン・スクエアとして、ユカヤまで120 mile=192kmでした。
以前に約100mile=160 kmと聞いてそのまま信じていましたが、もう少しあるようです。
ましてやサンフランシスコ空港からだと約200kmという言い方の方が正確なようです。
そのほぼ中間にソノマ空港(サンタローザ)があり、その直ぐ近くにウィンザーゴルフクラブがあります。
この周辺にRooster Run Golf Club 、Adobe Creek Golf Courseという2つのゴルフコースがあり、さらに、もう少し南に下ったところにMountain Shadow Golf Course(現在はFoxtail Golf Course)があります。
10年前にユカヤによく滞在していた時には、土曜日は昼ごろからユカヤ市民ゴルフコースに出向いて1ラウンド(昼からだと半額でプレー出来て、確か10〜12ドルでした)。
日曜日には南に下ってどこかで一日と言う感じでゴルフ三昧に耽っていました。
そのころ、山登りは発想にありませんでしたし、他にすることがなかったという方が正しいかもしれません。
当時、今の様に、デジカメを趣味にしていたら、自分の写真の量は大変なことになっていたと思います。
昔の自分の写真に対する考え方は、おそらく、写真好きだった、父に対する反発だと思うのですが、感動する場面に居たら、カメラで覗くより、自分の眼で確認したい・・・
というもので、カメラをことさら嫌っていたような気がします。
今、必死にカメラを通して、対象を見ようとしている自分を、若かった自分が冷やかに見ているような感じを、時折持ちます。
カメラなんか捨てて、もっと肌で感じたら?というところでしょうか・・・
残り少ない時間の中で、まだまだ、色々体験したい、とりあえず、その過程で、記録を残しておいて、最後に落ち着くところを見つけたい・・・
なんか、そんな、焦りに捉われている・・・などという気もしています。
ただ、カメラで記録することが、自分の記憶を鮮明にするためのいいメモ代わりになること、ましてや、こうしてブログに整理することにより、メモ機能は格段に向上しているものと考えます。
また、近年、絵画鑑賞が趣味になってきて、景色を見た自分の感覚を絵筆を使えない代わりにカメラで切り取りたいという欲求があり、自分なりの風景を貯めつつあるという思いもあります。
まあ、最近のそのほとんどをここで紹介しているわけで、「くま」の求める風景はこんなもんかと鼻で笑われる様な成果と言うことかもしれません。
朝、7時半出発の約束ですが、例のごとく、早くから目を覚まし、ホテルの周りをカメラを持ってお散歩を・・・
定刻になって、代理店のKさんの運転するレンタカーで、ウィンザーに向います。
「くまさん、奮発してベンツにしましたからね。」って、たまたま空いてて、面白がって借りたみたい・・・
フリーウェイでも走行が安定していると、運転が楽しそうです。
ゴールデンゲートブリッジの手前で渋滞があります。
ブリッジのレーンを規制してのマラソン大会(?)らしきものが開催されているようでした。ゴールデンゲートブリッジをただ、往復するだけみたい。
霧に霞むゴールデンゲートをひたすら往復しまくる集団はオリンピックに刺激されてなのか、どうか判りませんが、いささか、異様な光景ではありました。
懐かしい景色を通り過ぎ、ゴルフコースのあるShilo Roadの一つ先、Windserのショッピングセンターで朝飯をとスタバの隣にあるレストランに入ります。
・・・ここはスタバにしておくべきだったと後悔することに。
ブレックファストメニューにある、「エッグ・ベネディクト」なるものに二人の興味がそそられ、Kさんは普通のベネディクト、「くま」は店名を冠したベネディクトを注文。
でてきたものを見て、ため息が出ます・・・
Wikipediaに写真が出ていました。写真では、可愛い感じがしますが、マフィンがもっと大きかったような気がします。
これが大きなプレートに乗っていて、残りのスペースはハッシュドポテトで埋まっています。
大体が、マフィンの半割の上にそれぞれハムが乗り、その上にさらにポーチドエッグが一個ずつのってクリーム状のソースがかかっています。
自分の方にはさらに、炒めたベーコンの切り刻んだものが山の様に乗っかっていたのです・・・これで、今日の一日が決まってしまいました。
ゴルフしている時も胸やけして、気持ち悪くて、水がしきりに恋しくなります。
ここのゴルフ場には良いレストランがあるので、ゴルフが終わってから、昼食を楽しみたかったのですが、とても食べる状態ではありませんでした。
アメリカでは大体がスルーでプレーします。
ここでも、OUTの8番のティーグラウンドに電話があり、ホットドッグを注文しておいて、INに移動するときにショップ脇のスタンドカフェで受け取って、食べながらプレーすることもできるようです。
今日は途中で何か食べるなんて、それこそとんでもないことで、素通りしてINに向います。ところどころに冷水のサーバーがあるのでペットボトルに水を補給してがぶ飲みしていました。
結局、プレーが終了してから、再び、Windserのショッピングセンターに戻り、スタバで「フラペチーノ」を注文、これが昼飯代わりでした。
ゴルフの話に入れないうちに大分長くなりました。続くです。