野坂山1008

2月26日の大雪の野阪でフラフラになって、体力に自信を失い、再挑戦しようと思いつつ、踵に痛みがでたこともあって、暫く山から遠ざかっていました。

変な話ですが、311が色んな意味で自分にとってショックだったこともあって、積極的にどこかに行こうという意欲が減退していたような気もします。

まあ、体力への不安が一番大きかったのだとは思います。手術の前に野坂に]登るのがちょっと怖くて玄蕃尾城址に行ったことは記事にしました。

手術後・・・先生のインストラクションで「ゴルフは一ヶ月禁止。

あっ、そうだくまさん山登りするんだよね、山登りも止めとこうか」って、簡単に言われて山も自粛していました。

酒も手術後は控えていましたが、この木曜、金曜日とビンビール一本ずつ、ウーロン茶をチェイサーにして(?)ゆっくり飲みました。まあ、酔わない様に飲む酒は美味しくないことこの上ない。

まあ酒は少しずつ無理せず楽しんでいこうと思います。


ゴルフはまだ身体が欲して無い感じで、あせらないで行こうと思いますが、全然歩かないのはちとつらい・・・

先々週、ウォームアップで黒河川を遡上して、そろそろ山も解禁してみようかと思い始めてきたところでした。

この3連休、月曜日は、自分はプレーしないけど、ゴルフコンペのお世話係で朝のスタートと宴会の進行を務める予定。

まあ仕事してる人間も居るのであまり遠出をする気にもなれないし、丁度いいのかなと。


この土曜日と日曜日は完全フリー。

雲が多いみたいだけど、久しぶりに野坂にご挨拶に行こうと・・・


結局登り始めたのは8時過ぎです。この時間でもう駐車場には10台位の車が停まっていました。

歩き始めて見ると気のせいか腹の中でなにかちょっとひっかりがあるような違和感を感じます。


怖くなって暫く休み、また恐る恐る足を踏み出します。

いつものサークルKでオニギリとお茶を買った時に、自分が手術したことを知ってるアメリカ人ママさんが「まだ、無理をしないで」と心配してくれた言葉を思い出します。

無理をするつもりはなく、調子悪くなったらすぐに降りるつもりではいます。

ゆっくりゆっくり歩いていると最初感じた違和感は感じなくなり、内臓には全く問題さそうです。

登り始めるとすぐに宮本さんが降りてきます。もう少したってから、「野坂一人旅」さんも・・・8時半ごろ降りてくるということは6時頃から登られているということか・・・

暫く行くと、時々お会いするお客さんがものすごい勢いで走って降りてきます。少し、立話して、また走って降りて行かれました。

ただでさえ歩きが遅いのにさらにゆっくり歩いて、写真も撮るので、時間がかかること・・・

まあ登り3時間、下り2時間で1時過ぎにおりればいいかと思っていました。


70代の人、80代の人達にも平気で抜かれていきます。かと思うと70歳台と思われるオバサン2人が降りてきます。

まあ野坂に入山する人の平均年齢は自分より若干上回るのではないのでしょうか。

トリカブトだらけになっている野坂ですが、何時もの所に白いトリカブトが咲いていました。ちょっともうお疲れ気味でしたが。

一の岳に到着。ここまでの調子で引き返そうと思っていましたが、脚には来ていますが、体調自体にはまったく問題なさそうで、頂上を目指します。

祠の横に、可愛い花が咲いていることが多いのでいつも覗いて行くのですが、今回はなにも花は咲いていないようでした。

こちらもお久しぶりのエルザさん。人のこと覚えてくれたみたいで、「あっ、カメラの人っ」て言いながら擦れ違いました。

曲がり角の出会いがしらだったので、お顔を撮り損ねて、「撮るよ」と一応断って後ろ姿を撮らせてもらいます。

アジサイの花が散った後なのでしょうか?

一の岳を過ぎたところにも花が・・・

もう色づいている葉があり、ナナカマドの実がいっぱいになっています。

二の岳の登りに入ります。久しぶりに通る気持ちのいいアーケードです。

ヤマボウシの実は甘いとどこかに書いてあったのを覚えていて、いつか味わってみようと思っていました。

一つだけいただいて皮をむいて黄色い果肉を少しだけ口に入れて見ました。

食べられる感じの果肉でしたが、甘いとは感じませんでした。実の食べごろがあるのかもしれません。

確実に紅葉の時期が近付いている感じがします。

10人くらいの岐阜の山の会が登ってきます。初めての野坂山とのこと。

「80歳の俺が一番早いんだから、困ったもんだよ」余裕のおじさん。

頂上は30人くらいの人が食事をしています。ここも平均年齢は大分高いようです。

いつも走って登っている人がランニングスタイルで登ってきます。時間を確認してちょっとストレッチして、またすぐ戻って行きました。

天気は良くなりましたが、ガスがかかっていて遠くの山はぼやけていて写真のピントが合いませんでした。

西方岳もガスで霞んでいます。下り始めるとモモがパンパンに張って居る感じ。やはり大分登山の間が空いたので、脚の筋肉が弱っているようです。


ワンちゃんの登山家が2頭いました。2頭とも大人しく、山登りを楽しんでいます。

下におりてから2頭の飼い主さん達の話すのが聞こえてきましたが、山でダニにたかられて大変なことになったことがあるのだそうです。

小さい娘さんがご両親と登ってきます。頂上まで行くつもりなのかしら・・・

写真を撮らせて下さいとお願いしたら、お母さんは、「年増はどきます」と隠れてしまいました。<写真削除しました>

駐車場に咲いていた花です。

結局降りてきたのが1時半くらい。頂上でオニギリ一つ食べただけだったので「たけもり」と思いましたが、確か2時には一度閉めてしまうはず・・・


この間発見した野坂の「夢道楽」さんでおろし蕎麦をいただき、これも久しぶりの越の湯でゆっくりしました。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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