27日は今年最後になる野坂山に。あいにく天気は良くありません。前書きで書いたように野坂の稜線に白いものが見えないのであまり期待しないで登ろうと・・・
澤沿いを登り始めると雪道になります。宮本さんが降りてきます。赤いヤッケでちょっとカッコイイ。
避難小屋の山楽会のノートは主催者に回収されたようで、見当たりませんでした。
それでも別に置いてあるノートに宮本さんの記録は続いていました。330-12-27と記載されています。要するに今年330回、12月は27回(毎日です!!、あの大雪の日も!!)ということです。
「野坂一人旅さん」にはお会いしませんでしたが同じノートのちょっと前の日に「今年300回目、ブログ「野坂一人旅」やってます」って書いてありました。
山楽会のノートには「くまじい」も時々記載していましたが、今回は記帳しませんでした。書いたことが会報の活字になるってのが照れくさいような嬉しいようなところだったのですが・・・
水場を過ぎるとどんどん雪が増えてきて、結構歩きづらくなります。後ろからSaさんが登ってきます。
SaさんはGPSをもたれていて、道なき道を行くのがお好きなようで、この日も下りは違う方に降りて行かれたようです。
一の岳を過ぎて三の岳を見ると頂上が白くなっています。どうやら霧氷がついている模様です。
二の岳過ぎて三の岳の尾根まで登ると木々が白く彩られていました。
陽射しがないのが淋しいですが好きな風景です。
この間この三の岳の辺りで揃がっていた猿達は何処でこの冬を過ごしているのでしょうか?
時々動物の足跡があり、ふと猿の群れが遊びまわっていたのを思い出します。
他の人がひょいひょい歩いているのに、自分が雪の上をあるくと、踏み抜いてズボズボ膝まで雪に埋まることが多いような気がします。
何が違うのか・・・・当然体重は違うのですがそれにしてもおかしい・・
足の裏の全面で雪を踏むような歩き方を心がけてみます。
それまでかかとで踏み抜くことが多かったのですが歩き方に注意するとかなり改善されるみたいです。
喜んで霧氷の写真を撮っていると山楽会の会報に良く登場していた名物女性、エルザさんが通り過ぎていきました。小さいリュックかついでちょっとお散歩って感じです。
頂上付近でエルザさんが降りてくるのにお会いして、写真を撮っても良いか?って聞くと、「だめ!! 普段着で来ているから、恥ずかしい。」って言いながらポーズをとってくれます。<写真削除しました。>
可愛い女性です。人の奥さんなのが残念です・・・って、奥さんじゃなければどうだと言うことはないのですが・・
どこの生まれの人かは知りませんがラテン系の感じ。
日本人の船員さんの奥様というのを会報で読んだような気がします。
頂上に上ると白山は望むべくもありませんが、結構見晴らしはよく、琵琶湖、乗鞍、赤坂、三十三間、雲谷などが見えます。
大津から来たと言う関西弁丸出しのシルバー世代3人組が到着して喜んでいました。
避難小屋で濡れたシャツを脱ぎTシャツを着替えてそのままでオニギリを・・・・「おっ、半袖ですか?」と驚かれます。
それ程寒くなかったけど廻りに不快感を与えるのも嫌なので、ヤッケを羽織ります。
3人組はお湯を沸かし、嬉しそうにカップラーメンを食べています。
こんなところでわざわざお湯を沸かして、カップラーメン食べなくてもと言うのが自分の実感ではあります。
オニギリ一個で我慢して、降りてから「たけもり」の蕎麦だなと密かに決意して下りましたが、なんと「たけもり」は開いておらず、「みの助」でウドンでした。
あまりカップラーメンと差別化できなかった感じです。
【追記】29日に野坂に最後のあいさつして帰ろうと思っていましたが、突然ゴルフのお誘いがあり、ゴルフ納めして帰郷しました。
暖かくていい日で、1ヵ月半ぶりの久しぶりのゴルフも楽しかったけれど、野坂の頂上は白くけぶっていましたから霧氷がきらきらと輝いて美しかったと思います。
ようやく2009年が終わりですが、今年に入って記事になるような「はいかい」ができずに半冬眠状態が続いています。せっかくの「スノーシュー」が泣いています。