荒島岳1025 2度あることは・・・

24日の土曜日は出勤、帰りがけに入院している知人のお見舞いに・・・先週行った時は風邪ひいて元気がなかったので心配だったけど、一応10月中に退院できるとか・・・

でもまた熱が出たとか言って元気さ今一でした。

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荒島岳 2009年110月25日

25日はお休み。最近、仕事の都合で週末は休めるかどうか怪しくて、ゴルフの約束ができないので、一人で山歩きになります。

荒島岳は今まで2回登って、2回とも頂上までは行きましたが、息絶え絶えの状態で、なんとなく打ちのめされて帰ってきた感じでした。

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白山に登った時、荒島がはるか下の足元に見えていて、あんなに低いんだ・・いつかリべンジだと思っていました。

涼しくなってきたので、体力消耗が少ないのでは?3度目の正直・・・という意気込みで挑戦しました。

朝は寒かったですが、登るうちに半袖になってもダラダラ汗が流れ出る始末で、最後の急登でふらふらに。

頂上にたどり着いて、倒れこむように15分位寝てました。3度目の正直でなく、2度あることは・・の方に近い心境です。

荒島に向う途中、北陸道を走っていると霧がひどく雲も出てましたが、勝原スキー場の駐車場に着くと霧も、雲も切れて青空が覗いています。

残念ながら頂上にたどり着いた時には再び陽射しは、無くなっていましたが・・・

荒島岳駐車場
荒島岳駐車場

駐車場は満杯状態。バスで来た35人の大所帯の山岳グループが居たりして、すごい人数です。

頂上で他の人が話しているのを聞いたのですが、すれ違った人数を数えてきて、今頂上に居る人を加えると総勢約180人ということでした。

今日は写真は程ほどにしようと決意したのに花がでてくるとつい足が止まってしまいます。

自信はありませんが「山野草・・」で調べると左がノコンギク、右がマツヨイグサのようです。

名前がわからない花もぞろぞろ・・・似ている花は見つかりますがどうもぴったしカンカンではなさそうで・・

コウゾリナ?
コウゾリナ?

最近、敦賀の街中はセイタカアワダチソウが精力を増し、ススキの数が少なくなっているような気がしますが、山の中にくるとススキが元気で気持ちがいいです。

荒島から
荒島から

帰りにススキの群れの中にセイタカアワダチソウを2本見かけたので、思わず薙ぎ倒してしまいました。

そう言えば「敦賀山楽会」の会報に「見つけたらどんどん抜きましょう」って書いてあったのを思い出しました。

荒島
荒島

まあその程度の抵抗は焼け石に水で、そのうちどんどん進出して来て、ススキが負けて行くのだと思います。

外来種の問題は、ある程度国際化の中で止むを得ない面があるのではないでしょうか?

荒島
荒島

自分の実家の方では一時期ススキがすっかり姿を消しましたが、セタカアワダチソウの毒素は自分達も滅亡の道に導くようで、猛威を振るった黄色の花がだんだん目立たなくなり、ススキが復権してきた気がします。

実際にそういうことがあるようです。

荒島
荒島

登山道で振り返ると右手に白山が見えます。

白くありません・・登れるのかな?「野坂岳一人旅」さんは最近登られたようで、うっすらと雪が積もった写真が写っていました。

荒島から白山
荒島から白山

左手の方に見える尖がった山が経ヶ岳なのだと思います。登ってみたい山の一つです。

経が岳
経が岳

途中、スズメバチの群れがいて人が通り抜けようとすると飛び回ります。躊躇していると後から来た人が強引に突っ切ました。

蜂は襲うわけでもなく、飛び立って道から少し離れたのでその隙に通り抜けました。

山が深い上、夜叉が池より紅葉が進んでいる感じで歩いていて楽しくなります。

荒島
荒島

シャクナゲ平に到着。

ふと見るとナナカマドの色づいた葉と赤い実が共存しています。

自分のイメージではこういうのがナナカマドだと勝手に思ってたのですが、野坂や、夜叉が池では葉がすっかり落ちて赤い実だけが残っていました。

シャクナゲ平から進んで尾根にでると実だけが残っていましたので、野坂や夜叉が池では時期が遅かったのでしょうか?

シャクナゲ平から先は紅葉の盛りを通り過ぎて、少し終りかけている感じでした。

段々疲れてきて、人も多くて、行列作って歩いてるみたいでうっとうしいですが、それでも景色の素晴らしさが不満を吹き飛ばします。

荒島の紅葉
荒島からの紅葉

頂上から北アルプスが見えるとのことですがたどり着いたときは雲が多く、疲れ果ててたこともあり、よく判りませんでした。

先ほど大きく見えてた白山も霞んで見えていました。

荒島頂上から白山
荒島頂上から白山

人よりは遅いものの、自分なりに頑張って懸命に下山。

今まで、膝を庇う余り、ステッキに頼り過ぎていたような気がします。膝は大丈夫だったのですが左足首の古傷が痛くなり、ちょっと焦りましたが、なんとか帰還。

帰りに大野により、花垣で「純米・米しずく ひやおろし」と「純米吟醸 生酒」を買って、今冷蔵庫に眠っています。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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