3月27日土曜日は久しぶりの好天でした。
風邪が抜けきらなくて、会社でトラブル対応で仕事している人も居て・・・
外に出る気にならずに、一日中、溜めていたNHKの「歴史秘話ヒストリア」のビデオを見ていました。
リスボンの大地震からの復興、最初に銃で撃たれて駕籠の中で動けなくなっていた井伊直弼、二・二六事件と終戦詔勅に関わる鈴木貫太郎、悪女日野富子、日本人と桜の歴史など、面白い物ばかりでした。
その中で、昨年発見された歴史の新事実に対して、専門家が、点数付けした重要度ランキングがありました。
一位は明智光秀の謀反は長宗我部元親を助けるためであったことを裏付ける手紙が発見されたこと。行方不明だった歌麿の「深川の雪」発見が六位に入っていました。
自分が面白く思ったのは、四位の坂本龍馬の生前最期の手紙(草稿)でした。
大政奉還がなり、後藤象二郎の依頼を受けた龍馬は、越前に駆けつけ、松平春嶽と会談した・・・ことになっているが、実際には春嶽多忙につき会うことかなわず、手紙を託して帰ってきたのだと。
龍馬は春嶽の代わりに越前藩士「三八」(三岡八郎、後の由利公正公)と話をしますが、その能力の高さに感銘し、新政府の経済政策に必要な男であることを手紙の中で、しきりに訴えています。
「三八」は藩札発行と専売制を軸とした殖産興業政策で越前藩の経済を立て直しており、その熱い思いを龍馬と語り合ったようです。
龍馬はまもなく、命を絶たれますが、「三八」は明治政府に金融財政政策担当として迎えられて活躍し、また、明治政府の基本方針を唄った「五箇条のご誓文」の草案を起草します。
って、写真も記事内容も季節感のないお話でした。今日は病院で検査です。