東寺夜景1216

東寺(東寺ホームページ)と言っても東寺の前まで行っただけということで、詐欺みたいな話です・・・

大阪(枚方)の会社に出張。昨年3月に出張した時は作業が早く終わり、帰りがけに北野天満宮の梅花祭に遭遇しました。京都でどこか行こうと探したその日がお祭りの日、3月25日だったなんて、信じられない感じでした。

東寺

決して、知ってて出張の日を決めたわけではなくて、そう言うところの悪運が良いと言うところがあります。肝心の人生での運はあまり良い様な気がしないのですが・・・

京都駅で近鉄に乗り替えます。近鉄は一旦、西の方向に出発して大きく蛇行して南に向かいます。右手の窓に見える東寺の五重塔を見ながら、そうだ帰りに東寺に寄ってみるかな・・・と、気楽に考えていました。

東寺夜景

『梅原猛の授業 仏教』の中で、梅原は洛南中学の生徒達を東寺の講堂に連れて行き空海の話をする場面があります。

空海が悟りを開く道場としての高野山と布教のための都の東寺という二つの拠点を持っていたこと、仏像群を曼荼羅に見立て、立体曼陀羅の世界を講堂に造り挙げたことが語られています。

室生寺の金堂で感じた曼荼羅の世界が東寺ではより大がかりに演出されている・・・是非拝観したいと思っていました。

東寺夜景

この日はなかか仕事が片付かず、大分暗くなってから京都に戻ることになりました。もう東寺も駄目だなと思っていましたが、電車が京都駅に近づくと、五重塔がライトアップされています。

まあ、行くだけ行ってみようと・・・

結局、境内は閉門されていて、入ることは出来ませんでした。東寺のホームページによると拝観は冬場は4時半までとのことでした。ちなみに東寺のホームページは迫力があります。

東寺夜景

東寺については、拝観時間内に再訪させていただき、東寺を実感してから改めて書きたいと思います。

また、梅原猛の本を読んで『四諦』の話を書いてからもう一年以上経ちます。その後を書こうと思っていまだ果たせずで、こちらもなんとかそのうちに・・・

 
くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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