11月27日に奈良で紅葉の撮影教室があり、久しぶりの奈良、金曜日だけと、休ませてもらって出かけます。
カメラの機能頼りの撮影に終始していて、なにも勉強していないので、基本を知りたいというところでしたが、ある程度の知識を積んだ人達の集まりで、講義も素人には少々難しいものがありました。
カメラのマニュアルをきちんと読んでいないこと、カメラの自動に任せて、系統だった勉強をしていないため、先生の言葉に対応できないというところです。
周りの人はそれなりに技術を持っている人達のようで、あまり初歩的な質問もしにくくて、下を向いてしまいます。
おまけに、300mmくらいの望遠使用が明記されていたようですが、105mmしかもっていないので、なにも対策を練らず行きました。
後ほどわかるのですが、奈良公園の紅葉は木が古いせいか、樹高が高く、低いところには紅葉がありません。
全体的に紅葉を楽しむにはそれでも楽しいのですが、教室の主題は紅葉している葉のアップなので、とても間に合いません。
まあ教えていただいたことはある程度理解できたので、自分のカメラで言われることができるように心がけていこうと決意を・・・
といいつつ、喉元過ぎれば、で、帰ると、結局マニュアルを開かないという、何時ものずぼらに戻ってしまいましたが。
午前中で講義は終わり、いったん散会して、各自昼食をとって再度近鉄奈良駅前に集合、先生を先頭に奈良公園まで列を造って歩きました。
途中、興福寺を通り抜けると、「阿修羅像帰る」の看板があります。どこかにお出かけになっていて、お帰りになったということなのか・・・
ホテルに比較的近いので、明後日の日曜日にチェックイン後、ホテルに荷物を預けて最後にお詣りしようと考えます。
当日、朝から歩き回って、興福寺着は夕方になってしまい、閉館に45分前た。
興福寺国宝館の名称の通り、国宝だらけの仏像群に圧倒され、時間が足りませんでした。
先生が適当に、紅葉の綺麗なスポットを案内してくれて、生徒達は銘々に写真を撮ります。
15時頃に会としては終了となり、後日開かれる、講評会で、各自の作品を持ち寄り、先生の意見を聞くのだそうですが、まあそのためだけに、再度奈良を訪れることは難しい・・・
すぐ近くに大仏殿が見えます、まだ開門しているようなので久しぶりの大仏様を拝みに行きます。
中学の修学旅行が奈良、京都、高校が京都でした。
20歳くらいの時に、室生寺を訪れていますが、その時には東大寺には寄っていないと思うので、実に中学の時以来、50年ぶりということなるでしょうか。
お顔を見上げて、うるっときますが、もう、この歳になると、しょうがないことなのでしょう。
大仏にお詣りして疲れ果て、門前でお茶をして、一休み。
あんみつで、元気を注入、興福寺のライトアップを見ながら、ホテルに歩きました。