今日、7月20日と来週の27日は出術前の検査が続き、今日は血液検査とMRIです。朝飯抜きで、2時過ぎまでかかります・・・
検査終了して、先生の診断を待つ間に食事してきますか?と。食事に行くならPHSを貸してくれて先生に呼ばれた時には連絡をくれることになっています。
土用の丑も近いことゆえ、数年前の丑の日にテレビニュースで見た、坂井のウナギ屋さん探そうと思っていたので、我慢します。
先生によると、胆管には問題ないことはMRIで確認できたので、単純な胆嚢切除手術だけでOKとのこと。胆管に欠片でも入っていたら、手術がちと、やっかいになるのだとか・・・
来週はCTですが、胃カメラ、最近やってないからついでにやっておこう。 腸の内視鏡は2年前にやっているからいいなと・・・国立福井病院からのお付き合いで、すっかり主治医さんです。
さあ、ウナギ屋さん探そうと思いましたが、ナビの探し方がよく判っておらず、携帯で探します。
「うな雄」さんが西長田の駅の周辺にあると、西長田駅がどこかも知らずに、ナビに入れて走ります。
西長田駅周辺はまったく店など期待できる場所ではありませんでした。
ままよと「うな雄」を直接ナビに入れるとなんと出てくるではないですか、すぐ近くの三国に抜ける街道傍に大きな看板がでていました。
「うな雄」さんは三河のウナギを仕入れて、白山の湧水を利用した地下水で育てているというのが売り物のようです。調理法も関東のウナギという感じでちょっとホッとする味、美味しくいただきました。
最近、Fine Pixs1800(18倍ズーム)、EOS Kiss4に加えて、携帯性を考えて3台目の小さいコンパクトデジカメニコンP300を購入、これからこういう食べ物の写真が増えるかも・・・
ミラーレス一眼への未練は捨てたので、これで一応自分の考えていたカメラ構成が揃いました。
この先は仕事引退時に、より高級な一眼レフを購入して、糸の切れた凧のように、色々行ってみようと・・・今でもそうか・・・
ようやく腹が落ち着いて、さあ帰ろうと車を走らせますがまだ少し時間がありそう・・・前から行って見たかった福井県立美術館に行ってみようと・・・
美術館は7月29日から始まる「『森と芸術』-美術と博物が語る森のひみつ-」の準備中と言う感じで、なんか閑散としていました。
新収蔵品展と日本画の会「玲風会」の展覧会がポツンと開かれています。
新収蔵品展のところには岡倉天心コーナーがあって、横山大観、菱田春草の掛け軸が並んでおり、「朦朧体」という輪郭を描かない手法で二人が苦境に立たされたことの説明がありました。
北茨城、五浦に岡倉天心が建立した六角堂が東北大震災で流失したことを悼んでコーナーを設けたということです。被災を知らせる新聞記事が併せて展示されていました。
六角堂について、天心と六角堂のホームページを作成しておられる方がいました。本当に世の中、色々な方がいて、感心します。(「岡倉天心と五浦の地」)
岡倉天心コーナーに「天心と福井との関わり」という説明書が置いてありました。
天心は両親が福井県出身で、特にお母さんが橋本左内の身内であったためか、横浜生まれであったにも関わらず、自身を「旧福井藩士」と称したと・・・
福井県のホームページに「福井県と岡倉天心」という紹介ページができています。
玲風会は岩佐れい子さんの主催する日本画の会で、正直言うと、期待しないで入りましたが、自分の好みの絵が色々並んでいました。
こういう展覧会も小まめに足を運ぶと、面白いのだと・・・
先生の作風に準ずる人も多いのですが、あまり画風を強制している感じではなく、皆さんが自由に自分の作品を楽しんでいる気がしました。
受付で断れば写真を撮らせてもらえたようですが、まあいいかと・・・
会員に男性が少ないので入らないか?とのお誘いを、丁重にお断りします。日本画か水彩画か、いつかは始めて見たい気持ちはあるのですが・・・
入り口のところに展示されていた、会員皆で描いたコスモスの絵の写真を撮らせていただきました。
外にでると道を挟んだ向い側に藤島高校があります。
1855年に松平春嶽が創設し、橋本左内が学監となった藩校、明道館に始まり、福井中学校、福井第一高校を経て現在の福井県立藤島高校になっています。
旧制では中野重治、深田久弥、南部陽一郎、藤野厳九朗(魯迅「藤野先生」)、吉田喜重、宇野重吉、三上誠などの卒業生を輩出、藤島高校では俵万智が卒業生なのだそうです。
さあ今度こそ帰るぞと車を走らせ、武生を過ぎようというところで、前から気になっていた「湯楽里」の看板があります。お風呂に入って帰るかと・・・ 続くです。