アラン・トゥーサン、ハルカス

2015年1月24日(土)ビルボード大阪のアラン・トゥーサンのライブを観に行きました、という書き出しで中断していた記事を今頃思い出して記事を起こしています。

St.James Infirmary

詳細は当然記憶の彼方にあり、おぼろげなのですが、写真を眺めていると断片的にポツンポツンと思い出してきます。

もう使うことのない写真と思って、全く関係のない記事に当日の写真を使ってしまったのですが、ここは知らん顔してもう一度使用させていただきます。

ちなみに、アラン・トゥーサンは自分がライブを観たこの年暮れて、11月10日、スペインでの公演直後に心臓発作で逝去、享年77歳でした。この記事に掲載している曲は冒頭の「St.James Infirmary」を除いて、全て、彼の作品です。 

Get Out of My life Woman

1938年生まれということで自分の10歳年上のピアニスト。Wikipediaの概要を借りると以下の通り。

ニューオーリンズ生まれのピアニスト、歌手、ソングライター、プロデューサー、アレンジャー。自らの演奏活動の他に、特に1960年代から70年代にかけて数多くのアーティストのプロデュース、作曲、編曲を手がけ、ニューオーリンズのR&Bシーンを影から支えてきた。

敦賀から大阪に出向いて、夜のライブを楽しめば、当然夜遅くなること必定で、一泊は覚悟せざるを得ないなと、アラン・トゥーサンのライブを中心に土日を利用してのイベントを企画します。

24日は朝、敦賀を発ってその脚で姫路まで行き、その年、お化粧直しが終了した姫路城と、念願の姫路市立美術館に出向いて酒井抱一の図録集を求めて、大阪に戻り、夜は酒を飲みながら、アラン・トゥーサンのライブ。

Southern Nights

ライブ終了後にあべのハルカスの夜景を見てからAPAに宿泊。翌日、京都妙心寺東林院の「小豆粥で初春を祝う会」に参加、その後京都をぶらぶらして帰りました。

アラン・トゥーサンは秋口から申し込んで確保していたのですが、暮れになってから奥さんから1月24日、25日に団体さんで福井に行きたいと連絡があります。

以前、奥さんグループの飲み会を覗いた時に、福井の話で盛り上がり、是非「くま」さんが敦賀にいる間に訪ねたいと言う話があったので、そのことなのかと。

ただ、こちらの都合も聞かずに予定を決めてくるとは思いもよらずでした。

On Your Way Down

どうやらJR東日本の大人の休日倶楽部のパスポートの年度切り替えで無効になる前に来たい、予定をずらすことは出来ないというようなことであったような気がします。

そういうことなら彼女等の都合に合わせて自分の予定を変更する必要もないかと、おれは居ないよ、と回答します。

それでも、心やさしい「くま」さん、依頼された敦賀の宿「長兵衛」の蟹半分コースに「しずく」、鮑など付けて予約し、宿泊代の半分は自分の会社で持つから、と段取りを付けてから姫路に向かいました。

白鷺城の本格的な開城は2ヶ月後ということで、城の内部に入れないことは承知していました。

どちらかというと、お城は見るもの、という思いがあり、なにがなんでも城内に入ると言う気持ちもないので、丁度いいかと出掛けた次第。

当時のブログで「白鷺城」の記事を書きました。続いて本記事の書き出しだけして放っておいたということになります。

Play Something Tonaight

アラン・トゥーサンはジャズのジャンルというよりはアットホームな雰囲気で歌とピアノを楽しく聴かせるという感じで、冒頭の「St. James Infirmary」もラインアップされて面白かったです。

演奏の合間に、アラン・トゥーサンが誰か出てきて一緒に弾かないか?とオーディアンスを誘います。

ちと軽そうな男の人がでてきて、アランと連弾を始めるのですが、段々とアランを食うような乗りの良さで鍵盤を叩き始めて、場を目一杯盛り上げて、拍手喝采となります。

アラン・トゥーサンも面白がって、ライブ終了後、彼を楽屋に呼んでねぎらっていたようですが、なんか、日本もすごいことになりつつあるのか、あるいは大坂人の乗りというのか、驚愕したのを覚えています。

ライブ終了後、ライトアップ目当てにあべのハルカスまで行きましたが、まあどうということもなく、夜遅いので人出もまばらで淋しい・・・と言うことだけは覚えています。

どこかで食事しようと居酒屋を探しましたが、なかなかピンとくるところがなく、大阪に疎外感を感じつつ・・・そこまでは覚えているのですが、何を食べたのか全く覚えていません。

ほろ酔いでホテルに帰り、あまり清潔感のない大浴場でのんびりしてその日は終わりました。

翌日25日、前記したように、妙心寺塔頭、東林院の「小豆粥で初春を祝う会」へ向かいますが11時~15時の間ということなので、急ぐ必要もないかと。

毎月25日は天神様の日で市がでているだろうなと、まだ梅には早いけど、北野天満宮に出向いて、市を冷やかしで妙心寺まで歩きました。

その後全く記憶がありませんが、当時の写真を見ると、建仁寺に向かい、拝観して、そのまま京都駅にでて敦賀に帰ったようです。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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