新しい年

平野神社
平野神社 2016,04,01

大学入学前に2年間の無駄飯を食い、24歳で始まった会社勤めでしたが、40歳で故あって転職。

56歳から敦賀での、単身赴任生活となり、敦賀で60歳の定年を迎えました。延長雇用で64歳までそのまま敦賀で仕事を継続。

雇用延長期間終了を前に、会社を設立した上で、契約して、業務を継続することの打診を受けました。

自分が手がけた仕事を見守りたいと言う気持ちもあり、仕事を続けることを決意、税理士の手取足取りの指導を受けて、「株式会社行人舎」を設立しました。

社名は自分の名前を付けただけなのですが、設立後に「株式会社行人舎」をネットて検索すると、驚いたことに、髙山の温泉旅館がヒットしました。

社名は届け出での地域に同じ名称がなければ受諾されるので、千葉と岐阜と離れているため、問題はないのですが、なにか申し訳ない気持ちになってしまいました。

「行人」は中国語で通行者、旅行者の意になり、「舎」は休息する場所をあらわすことから、「人に安らぎを与える会社」と、社名決定の時にこじつけたのですが、まさに温泉旅館にこそ相応しい名前といえるのかもしれません。

検索を継続していけば、後の方に、自分がGoogle App.に作りかけて放置してある、会社名のホームページが出てくるとは思うのですが、見たくもなくて、追求していません。

ともかく会社設立後、3年半通常の勤務形態で頑張ってきましたが、この4月から、徐々に仕事からフェードアウトしていくことになりました。

取りあえず、4月からは月半分の出社ということになり、4月は11日が初日になります。

 

すなわち、この4月1日は会社員として、あるいは代表取締役として継続してきた、通常勤務が40年間で途切れ、平日なのに会社に行かなくてもいい初日にあたるということになります。

って、自分の心のなかではかなりに大きく響く、人生の変換点と言う気持ちがあるのですが、きっと、自分にしか解りにくい節目だとは思います・・・

まだ、4月からの方向性が見えていなかった、昨年の10月頃に確保した京都の花見用の宿。仕事終わりで夜に行くつもりでしたが、朝から行けることになり、不思議な感覚を味わいます。

奥さんも京都の花見をしたいということで合流することになり、普段は行き当たりばったりの旅なのですが、南禅寺の湯豆腐屋さんのミニ京懐石と岡崎疎水の十石舟のナイトクルーズを予約しました。

結局、奥さんは、叔父の体調が悪化した、ということで時間が読めなくなり、懐石はキャンセル、ナイトクルーズは様子を見ようということにしました。

なんとなく気が抜けて、京都にたどり着いたのが、11時頃。昨年おおかた散ってしまっていた平野神社に向かいました。

平野神社は昨年よりは花が多い様でしたが、逆にまだ蕾が目立ち、早過ぎきるか、というところでした。

朝からの雨模様、雨は上がった様ですが、桜の花には陽の光が欠かせない気がします。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA