野坂山0226

2月の3連休は車で帰郷して同級会と「モネとジヴェルニー画家たち」展を楽しみましたが、敦賀の帰りに大変なこととなり、疲れ果てて19日、20日は野坂に来る気持ちが起きませんでした。  

登山口

26日(土)は天気もいいし、お出かけします。とまあ、出発するまではいつものように、どうしようかと言う逡巡の末だったので、結局8時半頃の出発です。

前回の雪の量の記憶があるので、恐る恐る、青少年の家までくると未だ道路はそこで通行止めになっています。

ただし、その先も除雪はされていて、柵をどければ駐車スペースはありました。後から来たベテランの方は、「宮本さんの車が見えないな・・・」ともっと上に登っていきます。

常連さんはもっと上に駐車しているのだろうと・・・

登山口

いつもの駐車場のところが細々と除雪されていてかろうじて駐車ができたようで、6日の時に比べると大分雪が少なくなっています。

朝日のあたる杉
朝日のあたる杉

歩き始めると、表面が少しすべるのと、結構、雪が締まっています。

今回もスノーシューとアイゼンを持ってきていましたが、アイゼンを装着します。後ろから来た人も自分がアイゼンを着けているを見て「僕も着けよう」って・・・

一の岳への冬道
一の岳への冬道

T女史とKさんご一行が追いついてきます。

前日、一緒にと言う話があったのですが、6日でかなり疲れた記憶があるので、迷惑をかけそう・・・遅いから少し早く一人で行きますと断ったのですが・・・あっという間に抜かれてしまいます。

a0226014

今日は大分登山者が多いようです。話を聞くと、もう沢沿いの道も歩けるようになっているとのこと。でも、谷に落ちそうでちょっと怖いらしい。

a0226017

一の岳の登りは相変わらずの雪の量で、うんざりしてきます。

後ろを振り返ると白山は雲の中ですが、敦賀国際の後ろに岐阜の山がぼんやりと見えています。

a0226025

敦賀国際は野坂コースが白いけど、泉は既に茶色くなっていてプレー可能のように見えます。ってゴルフ12月以来、練習にも行ってない・・・

一の岳と二の岳を結ぶ白い稜線がバックの空の青さを際立たせています。サングラスをかけていたのですが、汗で曇ってしまって、ポケットに入れていたのですが、落としてしまったようです。

青がまぶしい・・・

そういえば山でサングラスを何個なくしただろう・・・汗っかきの自分にはサングラスは向いていないようです。

a0226033

稜線にたどり着き、二の岳を望む頃には大分他の人に置いていかれたようで、人の影が見えません。

二の岳の登りで振り返ると一の岳のパラボラに向こうに西方が見えています。


二の岳の稜線を歩いていると向こうからお客さんのYさんがカンジキ履いてピッケル片手にパンをかじりながら歩いてきました。

Yさん、山が大好きで毎週野坂に登っているのだそうです。山は好きだけど、人混みは嫌いだから、遅い時間に山部落の方から登って、野坂に下りてくるのだそうです。

a02260498EO82CC8Ax

今の季節は途中から下におりて山に戻ることができるので楽だよとのこと、会社でお会いしていた時には知りませんでしたが、野坂にすっかり溶け込んでいるご様子。

今まで会わなかったのは自分が降りて行った後を降りて来られていてということなのだと思います。

「くま」さんは山以外なにが趣味なの?と問われて恥ずかしながらついこのブログの話を・・・「わかさはいかい」で探せば行き当たりますと・・・

三の岳に辿りついて、野坂の写真を撮っていると、もうT女史とKさんご一行が早くも下山してきます。

「上に行くと霧氷が残っているよ。」とのことでした。

三の岳であそんでいるのを切り上げて登って行くと、そこそこに霧氷が着いていました。6日に登ったときは雪は多かったけど、霧氷は全くありませんでした。

積雪量には関係なく、 前日に雪が降って、翌朝晴天で気温が低い事が霧氷が綺麗についている条件のようです。

表紙の頭に貼り付けている野坂の頂上付近の霧氷の写真・・・自分の経験ではあの時が天気も最高で、一番の感激でした。と言ってもどんな状態でも満足なのですが。

頂上付近.
頂上付近

そういえばテレビで、今年の蔵王の樹氷はひときわ大きくて見応えがあるという話をしていました。

蔵王のあの樹氷は木の種類と独特の環境のせいで出来るので、世界的にもあの地域に限定された光景なのだそうです。

仙台に住んでいるときに、今みたいに雪山に興味を持っていれば、もっと、もっと行ってたのに・・と今頃後悔しても遅いっちゅうの・・・

頂上でぼんやりしているとスノーシューを履いたご夫婦が登ってきます。沢の道をスノーシュー履いて登ってきたとのこと。

自分も下りはスノーシューにしようとアイゼンから履き替えます。

a0226131

山からカンジキ履いた若い人が登ってきて、スコップで穴を掘り始めます。

後からスキーにシールを貼って登ってきた連れの人が居て、二人で食事をするスペースを準備していたと言う事のようでした。

スノーシューの下りは快調でしたが、一の岳の下りの雪面が大きく荒れていて、スノーシュで歩きづらく、途中でバランスを崩して尻もちをついてしまいます。

丁度そこへT女史から電話が・・・これから皆で「リラポート」行くけどどう?ってお誘いでしたが、夜はぼたん亭の「ワインと越前ガニの会」だし、宅急便を部屋で待っていなければいけないし・・・でお断りをします。

山スキーで下りる
山スキーで下りる

自分はそこでスノーシューをあきらめましたが、頂上でお見かけしたスキーの方は最後まであきらめずに滑っておられました。

とまあこれで、ようやく、2月の記事が終わりました。3月は何もしていないので、ほとんどパスできそうで、一気に記事の遅れを取り戻せそうです。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA