野坂山1225

今日、1月30日は大雪、ちょっとどこにも出かける気がしません。

本来ならスノーシュー担いでと思うのですが、雪がひど過ぎで出かける気持ちが起きず、相変わらず昨年の記事の整理を続けます。

「寒波襲来」で既に書きましたが、12月25日(土)は野坂へ行きました。

野坂雪景色

24日(金)は飛び石連休狭間のクリスマスイブ・・・寂しい単身赴任者を中心に子供のいない夫婦も巻き込んで、クリスマス気分を吹き飛ばす飲み会を・・・

野坂雪景色

明けて25日はあまり天気は良くなさそう。外は昨夜のうちに降り積もった雪で白くなっています。どうしようかなと思案しつつ野坂中心に写真を撮ります。

野坂、岩籠雪景色
野坂、岩籠雪景色

新雪がありそうだから当然スノーシューだなと野坂行きを決定します。

美浜方面望む

キャンプ場への登り道も雪が多く、車を若干ふらふらさせながらなんとか駐車場までたどり着きます。

見谷コンクリート

天気が悪いので登ろうという人は少ないみたいで車が少ないこと・・・おれなんかが登っていい日なのだろうがとちょっと不安に・・・

駐車場.

陽が全くささない中、登り始めます。登り始めの杉林まで白くなっています。

前に一の岳で激励してくれたオバサンと会えば話をするようになっています。

「なあに?大きなもの背負って・・・」

「スノーシューです。」

「へえ~、いいねえ。今日は水場くらいから履いて行けるよ。」

「ありがとうございます。」

コブシの枝が雪の華で白く変身しています。
水場も様変わり・・・スノーシューはもう少し我慢することに・・・
おっ、少し陽が・・・一瞬でした。
中間地点の標識が雪に隠れています。

結局、行者岩の手前でスノーシューを履きます。踏み跡を外して快調に歩きます。やはり、19日の様に表面が固い雪よりも新雪の方が面白い。
時々ミゾレが降って、カメラを濡らします。この時がいけなかったんでしょうか?

フラッシュがポップアップしなくなってしまって、現在EOSはメーカー預かりです。慣れかけてきたので、無いと寂しいです・・・
ブナも白い華を咲かせています。

二の岳から三の岳の間は風が強いため、トレールが消えかかっています。

表面が堅くなっており、スノーシューの跡が深く付かないないため、歩くそばから降雪で埋まって、跡が消えて行く感じです。あまりのんびりしてるとトレールが無くなるかも知れないな・・・脚が早まります。

三の岳の登りは新雪の上からでもスノーシューは歯が立ちませんでした。仰向けに倒れて斜面を落ちそうになり、諦めて脱いでしまいます。

三の岳の登りが終わりかけのところで再度装着。

三の岳に着いてブナ林に囲まれると、急がなきゃの気持ちを忘れて、写真を撮りまくります。

三の岳から頂上を狙います。

頂上にたどり着いて、三の岳のブナ林を狙います。

頂上は何も見えませんでした。誰も登ってきません。「今日のエルザさん」もなしです。帰りを急ぎます。
一の岳を過ぎたところで二人組の年配の方とすれ違いました。

「スノーシューの足跡が下の方になかったけど・・・」

「行者岩の手前から履いたんです」

最初から履いて登れば良いのに・・・と言うことなのでしょうか?

「大きい荷物ですね」

「今日、避難小屋に泊まって明日三国、赤坂まで行くんですよ。」

とのことでした。すごい人達もいるものです。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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