南禅寺

永観堂で大分時間を過ごした後、門前の蕎麦屋の行列に驚いて、食事できるところを探しながら、南禅寺にたどり着きます。

南禅寺門前付近にある湯豆腐屋さんはどこも大行列ができています。

はなから、湯豆腐定食ではちょっと重い感じがして、蕎麦かうどんでいいなと思っていましたので、とりあえず、お詣りをすませようと、南禅寺に向かいます。

南禅寺手前の煉瓦造りの疎水架橋に人がたむろしています。

南禅寺の公式サイトに疎水の説明がありました。

「疎水は1890年竣工。大津で取水された琵琶湖の水が、南禅寺横を通り蹴上迄流れ、大阪湾と琵琶湖間の通船や水車動力による紡績業,潅漑用水,防火用水などの用途に利用された。

蹴上に発電所が建設され1891年には送電を開始。発電の増強と水道用水確保のため第2疎水が1912年に完成した。

同時に蹴上浄水場が建設され、現在は上水道の水源として利用されている。」

疎水の下を潜って南禅院庭園を鑑賞、ようやく南禅寺を参拝させていただきます。

本坊の拝観通路に、鴨居の位置が少し低いところがあり、「Watch your head !」の表示があります。

ドイツ人の家族が長身の息子さんを立たせて面白がって写真を撮っているところに通りかかります。肩から上が鴨居から突き出ていて、頭と言うより、顔がぶち当たりそう・・・

お父さんが自分を通そうと脇によけてくれますが、段差があって、よろけて倒れそうになります。

息子がポーズをとりながら、目だけで父親の様子を追って「Watch your foot !」と。

思わず吹き出してしまいました。

御朱印を頂き、さあ、平安神宮と思いますが、いささか疲れてきて、受付の前にあるお茶室で、お抹茶を頂くことに。

お茶室には5、6人の和服姿の若い男女の先客が・・・

彼らは中国の観光客みたい。どうも、和服のレンタルが大流行しているようです。

濡れ縁にでて、写真を撮りまくっていましたが、ガラス戸を開けないようにと注意されて、退散していきました。

おかげで静寂の中でゆっくり、お茶を楽しませていただきました。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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