雪の金ヶ崎

27日(日)の朝は天気がぐずついていましたが、お昼前に天気が良くなり、野坂がくっきり見えてき「ます。

野坂に人が押し寄せているのだろうなと思います。

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青年の家までたどり着けずに、下の方で車を捨てて、雪を漕いで行く、常連さん達の姿が浮かびます。(「野坂岳一人旅」さんの記事を見ると、頂上は雪が少ないようです。)

今日は、ぼたん亭から、「宮本酒店のワイン会がぼたん亭であるけど、どうですか?」と言うお誘いメールをいただき、「参加します」と回答していました。

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ランチをいただきながらのワイン会なので、12時〜14時までの時間設定です。
昼の予定があると、ちょっとどこかに行くということは難しいので、もともと部屋にこもっているつもりでした。

まあ、何も予定がなくても、体力に自信を失っていて、雪が深い時には絶対無理、もう少し、雪が解けてからでないと行けないなと・・・

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昨日もらったアパートの契約書の必要事項を記載し、印鑑を押してもらうために、本社(すんません、自宅のことです)へ送らなければいけません。

ぼたん亭まで歩くつもりでしたが、郵便局まで車で行って帰ってきて、それから歩くのもめんどくさいなと。

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14日に中池見まで行って、手筒山まで歩いて、金ヶ崎までと思いましたが、時間が遅かったので、駐車場の門元が心配で途中で引き返して金ヶ崎宮をパスしていました。

郵便局までタクシーで行って、金ヶ崎にお参りして、ぼたん亭まで歩くことにして、タクシーを呼びます。

松林
松原

結局・・・タクシーに郵便局で待っているようにお願いし、金ヶ崎まで乗せてもらいました。

金ヶ崎車はありましたが、登って行くと境内には人影がありません。

暫く天気が良かったのですが、お参りを済ます頃から、雪が降り始めます。

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金前寺

アパートではくっきり見えていた、野坂も雲がかかって姿を消していました。

先程、階段下で陽が射していたので、上に行けば展望が開けると期待していた三内山も、西方岳も霞んでしまってはっきり見ることができませんでした。

降りしきる湿った雪の中で、西福寺の写真を撮っていてカメラを壊したことが思い返されて、コートの中にカメラをしまいこみながら歩きます。

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それでも一瞬でしたが、陽が射します。

野坂の霧氷の美しさにはかないませんが、雪の積もった、枝がきらきら輝いて、嬉しくなって、写真を撮りまくります。

桜の時期だけでなく、雪の華が咲く金ヶ崎もお気に入りにブックマークです。

花換えの小径をたどって手筒の方まで歩いてみようと思いましたが、上の方は除雪されていません。

おまけに、一瞬の陽の光の後は、雪がひどくなってきます。

金ヶ崎城址と、新田義貞と行動を共にされ、この地を最後の場所とされた皇子尊良親王の墓所見込地の標示の所まで歩きます。

 

この先は雪の積もった階段を暫く登る必要があり、歩きづらそうです。時間を考えて、引き返すことにしました。

墓所見込地とありますが、金ヶ崎宮公式サイトを見ると、親王の自刃されたと考えられる場所との記載があります。

雪に埋もれた標示を見ていると幼い親王の無念というよりは、大人の世界に巻き込まれた戸惑いのなかで自ら命をたたれた・・・

という痛ましさ感じます。史実を良く知らずに、勝手な想いを書いています。

昨年に続いてカエルの健康お守りを購入します。ついでに「かねがさき」のお金に縁がありそうな金色のお守りをつい購入。

金色のお守りには宝船が描かれています。その上に狂歌というのでしょうか、文字が書いてあります。
「吹きつける風は 敦賀の宝ふね まうけて帰る かねか崎(咲)かな」 半月とありました。

ぼたん亭に向う途中に気比神宮と八幡神社はお参りしながら行こうと、金ヶ崎を後にして、歩き始めます。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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