野坂山1010

三国歩きの記事で書きましたが、この日の天気予報では朝から雨のはずが、朝起きると野坂に朝日があたっています。

慌てて仕度をして出発です。

野坂朝日
野坂朝日

ただし、雨は免れそうもないのでカメラは2台持って、出かけます。

え~っと、雨が降るまでEOSで撮って雨が降ってきたら、コンデジFinePixに切り替えてというせこい考えです。

野坂朝日
野坂朝日

野坂の麓に近づくと雲が押し寄せて来ていて、頂上付近はもう雲に隠れそうになってきて危ない感じ・・・

野坂での野坂
野坂からの野坂

それでも駐車場には多くの車が止まっていました。最近常連の方々の登山時刻が一段と速くなった感じがします。

エルザさんを除く常連さんの皆さんは、ほぼ「くまじい」より年配で、中でも宮本さんは70歳代後半とお聞きしました。

頭が下がる思いと、自分ももっと頑張れるんだとぞ、と励みになります。

登山口駐車場

登山口では少し青空が見えています。

登山口駐車場
登山口駐車場

沢に入る前の林道にも朝日が射しこみます。

朝日の登山道
朝日の登山道

コブシの向こうの敦賀湾はちょっととんでしまいました。

湾に合わせるとコブシが真っ黒になってしまうし・・・と相変わらず撮るばかりで撮る技術の習得が一行に進みません。

コブシ-野坂の門番
コブシ-野坂の門番

花の色が見えない緑の中を歩き水場までくると、お地蔵さんのところに花が咲いています。

トチノキ地蔵のお花
トチノキ地蔵のお花

良く見るとお地蔵さんにコスモスを供えた方がいるようです。

トチノキ地蔵.
トチノキ地蔵.

少し歩くと木に白い花が・・・まだ、道に朝日が射しています。

名前知らず
名前知らず

緑の中に日が射すのを見ながら登ります。緑の葉の向こうには葉が少しずつ色変わりしかけています。

良く見るとところどころにまだ花は咲いているようでした。

「野坂一人旅」さんのブログを見ていると自分が見つけられない花がたくさんあることが判ります。

登る速度は速いのに、植物をこまめにチェックされていて、花に自信がないと言いながら博識で本当にすごいなと尊敬の念一筋です。

花が少ないのでまあキノコでもと、写真を撮っていると、「おっ、松茸ですか?」って声をかけて通り過ぎて行く人が・・・

この鮮やかな色を松茸と間違う人はいないだろうよ・・・

敦賀国際を俯瞰して二の岳に向かうところで雨が降り出します。久しぶりの傘を差しての山になります。

二の岳の登りにかかるあたりで、「野坂一人旅」さんにすれ違います。「雨は午後からのはずだったのにね~」と速足で降りていかれました。

敦賀国際ゴルフクラブ
敦賀国際ゴルフクラブ

EOSを温存してFinePixに変えます。EOSを大事にする気持ちがあるのは確かですが、コンデジは小型で扱いやすいし、レンズ交換不要で、ズームがボタンだけでできるので、片手操作で写真が撮れるのが利点です。

片手で撮れるのは、手振れ防止機能に援けられている面が大きいわけですが、おかげで、写真の撮り方が随分雑になっているような気がします。

それにしても写真を撮る気持ちがうせて、歩き続けていると足元に大きなカエルが・・・

アキチョウジと白いトリカブトが雨にぬれています。

水場を過ぎて、林道まで降りてくると、さっきのカエルとは違った小型のカエルがいっぱい動いています。

尾根道で見たカエルはゆったりしていて写真をとれましたが、このカエル達は動きが早くて、なかなかうまく写真がとれません。

第2のカエル
第2のカエル

カエルを追いかけて、林道の脇を探していたら、多くの沢ガニがうごめいていました。

道を歩いている時には気が付きませんでした。

雨を喜んで湧きだしてくるカエルやカニの写真を撮っていて、「雨で元気になる奴らも居て、雨も良いもんだな」と・・・

ふと振り返ると、こんな雨の中で喜んで遊んでいる人間は「くま」一人・・・何をしてるのでしょうか・・・

これで3週連続の野坂でした。

くまじい
阿佐ヶ谷生まれの73歳

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